ビーガン事業を展開するブイクックは、3月1日にビーガン冷凍惣菜の定期宅配サービス 「ブイクックデリ」を開始しました。日本初となるビーガン惣菜のサブスクリプションとして、注目を集めています。
ブイクックデリとは
ブイクックは、高校3年生からビーガンを実践する代表取締役の工藤柊氏によって、2020年4月に設立されたスタートアップ企業です。「他者を思い行動する人が辛い思いをせず、幸せに暮らせる社会をつくりたい」という想いから、“誰もがビーガンを選択できる社会”を目指して、現役大学生ながら事業を展開しています。
ブイクックデリは、環境や動物への配慮、健康などを理由にベジタリアンやビーガンを選択した方に向けて、「もっと気軽にヴィーガン料理を食べられる機会を作りたい」「ビーガン料理の選択肢を増やしたい」と考え、開発されたサービスです。
12種類あるビーガン惣菜の中からランダムに6食を、4週間に1回、隔週1回、週1回の3つの宅配頻度で配達します。料金は4週間に1回が5940円(1食990円)、隔週1回が5760円(1食960円)、週1回が5580円(1食930円)。公式サイトから申し込みが可能です。※価格はすべて税込
ブイクックデリの特徴
気軽にビーガン料理が楽しめる
ブイクックデリの監修を務めるのは、菜食が普及しているニュージーランドでビーガン料理を提供していた経験を持つシェフ。冷凍で定期配送されるビーガン惣菜を食べたいときにレンジで温めるだけで、気軽に本格的な味が楽しめます。
栄養バランスまで管理
ほぼすべてのメニューに、タンパク質11.5g以上が含まれています。また、野菜や食物繊維なども十分摂取することが可能なため、ビーガンの方だけでなく、栄養バランスが気になる方にもおすすめです。
環境に配慮したサービス
ビーガン料理は、食べるだけで環境問題の解決に貢献できます。例えば、牛肉などの動物性タンパク質から大豆へ置換すると、1食あたり乗用車の走行距離9.61km分のCO2を削減することが可能になります。また、食品ロスを減らすため、受注生産システムを採用し、容器はプラスチックフリーの紙製品を使用しています。
大手メーカーとのコラボメニューも
今回リリースしたメニューは、黒酢豚、肉団子と野菜の甘酢あん、照り焼きハンバーグ、生姜焼き、海老と野菜のチリソース、KARAAGE2.0(ゆず風味)、大豆ミートのしぐれ煮、高野豆腐の麻婆豆腐、ロールキャベツ、ミートローフの12種類。
このうち5つが、大手食品メーカーを含む他企業とのコラボメニューとなっています。
カゴメとのコラボメニューには、副菜の「里芋のボロネーゼ」に、カゴメが2019年にビーガン認証を受けて販売を開始した「根菜と大豆ミートのボロネーゼ」が使用されています。
オムニミートとのコラボメニュー「肉団子と野菜の甘酢あん」「ミートローフ」「ロールキャベツ」の3品には、2020年5月に日本での販売を開始した、植物性代替肉「オムニミート」を使用しています。
KARAAGE2.0とのコラボメニューでは、D’Yquem(ディケム)が2021年に販売を開始した、大豆ミートの唐揚げブランド「KRAAGE 2.0」の柚子風味ともコラボ。新感覚の唐揚げが楽しめます。
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