Parasolは2月24日、「コロナ禍の婚活事情」に関する調査結果を発表しました。同調査はオンラインお見合いサービス「ヒトオシ」の会員を対象に、2021年2月14~15日に実施したものです。
初デートが「オンラインデート」は、4カ月で4倍増し!
「緊急事態宣言下でデートした」と回答したのは全体の61.8%。その人達に「初デートの場所」を聞いたところ、「オンラインデート」が最も多く46.8%でした。同社が2020年10月に実施した調査では、新しいデートの手段として新鮮だった「オンラインデート」は約10%。4カ月で4倍以上に増加していました。
コロナ禍における外出自粛が影響していることもありますが、マッチングアプリなど、婚活のオンラインサービスが普及したことで、「オンラインデート」という選択肢が一般化しつつあるのかもしれません。
対面デートは、ディナーからランチデートにシフト
「緊急事態宣言下で特定の人と2回以上デートした」人が「2回目のデート場所」に選択した場所は「ランチ・カフェ」が38.5%と最も多く、次いで「オンラインデート」が23.1%。逆に、コロナ前では主流だった「ディナー」と回答した人は、わずか15.4%でした。
時短営業により夜遅くまで開いている店がないことに加え、ディナーだとお酒が入って長くなってしまうこともあります。コロナの感染が不安な今、サクッと短時間で会える「ランチデート」を選択する人が増えているのかもしれません。
ディナーデートは20時解散が主流
1回目、2回目のデート場所を「ディナーデート」と回答した人に「20時以降の過ごし方」を調査したところ、「20時で解散する(20時以降はデートをしない)」人が93.3%。「公園デートをする」と回答した人はわずか6.7%でした。
「20時以降やっているお店がないと必然的に20時前に解散になる。午後に待ち合わせし、カフェでお茶をしたあと、早めに夕飯を済ませて解散というデートが多い(20代女性)」という意見もありました。
「20時以降は婚活できない」人が約7割
緊急事態宣言の再発令で20時までの時短営業が要請されている中、「20時以降に婚活・恋活できているか」を聞くと、「20時以降は婚活・恋活ができていない」と回答した人は69.7%。約7割の人がコロナ禍での婚活に苦労していることが分かりました。
理由は、「緊急事態宣言が出ており、誘いにくい(20代男性)」「自粛中の為、婚活恋活を控えている(30代男性)」「お店が開いてないので、恋活・婚活が休日や日中に限られる(20代女性)」という意見がありました。
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