コロナ禍で生活様式が変わるなか、カップル達のプロポーズ事情にも変化はあるのでしょうか。コロナ禍だからこそ、選ばれることが多くなっているプロポーズ場所とは?
2月24日、そんな疑問に答えるアンケート調査結果を、メリアルームが発表しました。調査は1月1~31日、フラワーギフトの通販サイト「メリアルームMEN」サイト上の購入者を対象に実施し、全国20~40代の男性401名から回答を得ました。
延期の心配がない「おうちプロポーズ」が人気
コロナ禍の状況は、彼女へのプロポーズや旅行の計画にも大きく影響しているようです。調査では、最も多いプロポーズ場所は「家(自宅)」で45%、次いで「ホテル」が19%、「レストラン・カフェ」が10%と続く結果となりました。飲食店の多くが時短営業を実施している影響もあってか、定番人気の「レストランディナーでのプロポーズ」ではなく「おうちプロポーズ」が多く選ばました。
「おうちプロポーズ」ならば、旅行やテーマパークや食事等にかかる費用をその分プロポーズのプレゼントにかけるという声も多く挙がりました。調査を実施した1月は多くの地域で2度目の緊急事態宣言が発令されたことから、外出を控えるためと、延期の心配が要らないという点で家を選んだという背景が推察されます。
同社のフラワーギフト購入額は1割増加
1月は2度目の緊急事態宣言の影響で飲食店の時短営業や休業、外出・外食の機会が減ったことで、全体的に消費が減少しています。内閣府による「2021年1月の消費動向調査」によると消費者態度指数(二人以上の世帯、季節調整値)は、前月12月の31.8から2.2ポイント低下して 29.6 となり、2カ月連続で前月を下回る結果に。
そんななか、メリアルームのフラワーギフトの平均購入額は、コロナ感染拡大前の2020年1月は2万7333円であったのに対して、2021年1月は2万9887円と、約1割の伸びを見せています。経済は悪化している一方で、生活様式の変容により交際費などの出費がおさえられ、ギフト予算が増加したのかもしれません。
【関連記事】