【令和最新版】統計データ男女別「離婚したい理由」ランキング

令和元年度に発表された「司法統計」のデータを元に、男女別の離婚理由ランキングを可視化しました。平成19年度からの推移も合わせて掲載しています。

■令和元年の離婚件数は208,496組

3組に1組は離婚しているという話を聞いたことがある人も多いでしょう。この数字は厚生労働省が毎年発表している人口動態統計を元にしたもので、令和元年の数字だけを見ると婚姻件数が599,007組に対し、離婚件数が208,496組と約1/3となっていることから試算されている数字のようです。
 

では、どのような理由で離婚に至るケースが多いのか。それを推測できるデータが毎年裁判所のHPで公開されている司法統計の「婚姻関係事件数 申立ての動機別申立人別」です。


※令和元年の離婚関係事件の申立ては男性からが16,502件、女性からが44,040件となっており、冒頭で紹介した離婚件数のすべての理由を把握することはできません
※婚姻関係事件には,乙類以外の調停事件に分類される離婚等調停事件,乙類事件に分類される婚姻費用分担事件,離婚後の財産分与事件,請求すべき案分割合に関する処分(離婚後の年金分割)事件等が含まれる
 

■令和元年、男女別の離婚したい理由ランキング

それではさっそく男女別の離婚したい理由を見てみましょう。

まず、令和元年の離婚理由を多い順に並べると妻から夫、夫から妻はそれぞれ以下になります。
※申し立て件数1件につき、3つまで動機を選択できるため、総計は100%を超えます
 

〇妻から夫へ申し立て
・性格が合わない:39.2%
・生活費を渡さない:29.4%
・精神的に虐待する:25.2%
・暴力を振るう:20.5%
・異性関係:15.4%
・その他:10.5%
・浪費する:9.8%
・家庭を捨てて省みない:7.3%
・性的不調和:6.6%
・家族親族と折り合いが悪い:6.5%
・不詳:6.4%
・酒を飲み過ぎる:6.3%
・病気:1.8%
・同居に応じない:1.7%

【関連記事を見る】
離婚の理由1位は「性格が合わない」 シングルマザーになった妻の覚悟とは

〇夫から妻へ申し立て
・性格が合わない:60.3%
・その他:20.2%
・精神的に虐待する:20.2%
・異性関係:13.4%
・家族親族と折り合いが悪い:13.1%
・浪費する:    12.1%
・性的不調和:11.9%
・暴力を振るう:9.1%
・同居に応じない:8.9%
・家庭を捨てて省みない:5.5%
・生活費を渡さない:4.3%
・不詳:4.2%
・病気:4.0%
・酒を飲み過ぎる:2.4%
 

■離婚したい理由の推移、男女別にみる増えた離婚理由、減った離婚理由

次に、男女別に平成19年から推移を並べたグラフが以下になります。


〇妻から夫へ

妻の離婚申立動機推移

妻から夫への申立動機として増えたもの・減ったもののTOP3を出すと以下になります。

⇧増えた申立動機
1.生活費を渡さない:+4.27%
2.精神的に虐待する:+0.28%
※増えたのは上記2動機のみ

⇩減った申立動機
1.異性関係:-9.24%
2.暴力を振るう:-8.21%
3.浪費する:-5.48%
 

〇夫から妻へ

夫の離婚申立動機推移

夫から妻への申立動機として増えたもの・減ったもののTOP3を出すと以下になります。

⇧増えた申立動機
1.精神的に虐待する:+6.63%
2.暴力を振るう:+1.89%
3.生活費を渡さない:+1.87%

⇩減った申立動機
1.異性関係:-4.35%
2.家族親族と折り合いが悪い:-2.59%
3.性格が合わない:-2.28%

以上、2021年2月24日時点の統計情報をもとに離婚理由ランキングを紹介しました。本記事は最新の統計データが発表されたことを確認できた時点で随時更新いたします。 【参考】 婚姻関係事件数  申立ての動機別申立人別

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