グーグルは12月9日、「2020年Google検索ランキング」を発表しました。急上昇ランキングのほか、「マスク」「作り方」「方法」など、今年を象徴するキーワードやカテゴリ別のトップ10を公開しています。
急上昇ランキングはコロナ関連が上位に
今年のトレンドを映す「急上昇ランキング」では、世界中で感染拡大が続く「新型コロナウイルス感染症」が1位に。2位には米国の「大統領選挙」、3位には4月7日に発出された「緊急事態宣言」がランクインしました。
「◯◯とは」で一番検索されたのは?
意味を調べる時に使われる「とは」でも、1位の「緊急事態宣言とは」に続き、「東京アラートとは」「ロックダウンとは」「パンデミックとは」「オーバーシュートとは」など、コロナ関連の言葉が並びました。
マスクで検索上位は、注文が殺到したあのメーカー
今年の必需品となった「マスク」の検索では、家電メーカーでありながら製造に乗り出したシャープが1位。そのほか、ユニクロや無印、ミズノ、ヨネックスなど各種アパレル業、スポーツ用品メーカー名が続く中、3位には「手作り マスク」がランクインしました。
「方法」の検索では、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として実施された「特別定額給付金」の申請方法を調べる「給付金申請 方法」が1位、マイナポイント取得のための「マイナンバーカード申請 方法」が2位に。新型コロナウイルス感染症関連で事業主に対し従業員の雇用維持を目的として支給される「雇用調整助成金申請 方法」が3位でした。
調査期間は、2020年1月1日~11月22日。ここで紹介したランキングの他にも「人名」や「映画」「ドラマ」「再放送」などの検索ランキングも発表しています。
グーグルでは「Year in Search 2020 検索で振り返る」動画もYouTubeで公開しており、それによると2020年は「なぜ」という言葉がかつてないほど検索された年だったそうです。