コロナ禍で注目高まる! ユニークな納豆を食べ比べ
コロナ禍で“免疫力”に注目が集まり、納豆人気が高まっています。スーパーの納豆の陳列棚にはさまざまな種類の納豆がずらり。今回はその中からとくにユニークな特徴のある商品を紹介します(※価格は編集部調べ)。
ミツカン「金のつぶ® ご飯に合う濃厚タレシリーズ」新商品
ミツカンの「金のつぶ® ご飯に合う濃厚タレシリーズ」から今年9月に発売された新味は、なんと焼肉のタレ&生姜焼のタレの味! パッケージの写真に食欲をそそられます。
ミツカンでは、納豆購入時の選択理由第2位が「タレがおいしいから」であり、納豆を食べる人の70%がご飯にのせて食べていることから、“タレのおいしさ”や“ご飯との相性”にこだわっているそう。
付属はタレのみで、からしはナシ。「金のつぶ® ご飯に合う濃厚焼肉タレで食べる旨~い極小粒納豆」は、とろりとした焼肉タレの味で、りんごのような甘さもあり、子どももパクパク食べる味。適度に歯ごたえのある豆との相性抜群です。
もうひとつの「金のつぶ® ご飯に合う濃厚生姜焼タレで食べる旨~い極小粒納豆」は生姜の風味がほどよく効いたほんのり大人味。納豆というと朝食のイメージが強いですが、いずれも濃厚な味つけなので夕飯のおかずにもよさそうです。
【特徴】
- 食欲をそそるパッケージ
- 意外性のある楽しいタレ
- ごはんとの相性抜群
タカノフーズ「すごい納豆S-903」
ネーミングが気になるのが、おかめ納豆を展開するタカノフーズの「すごい納豆S-903」。なんでも、“すごい”と謳う理由は、2200種類以上の納豆菌から選びぬいた納豆菌「S-903 納豆菌」を使っているからだとか。S-903納豆菌については、一般的に使われている納豆菌に比べて、免疫に対する機能性が約1.5倍あるという研究結果もあります。
ダシの効いたタレにはシールド乳酸菌(R)(森永乳業が保有する数千株の中から選ばれた乳酸菌)も配合され、納豆菌とダブルで健康をサポート。タレはさらりとした食感で、まろやかな甘さ。やわらかく食べやすい極小粒の豆によくからみます。2017年2月に発売し、現在2億食を突破。コロナ禍でさらに出荷数が伸びているそうです。
【特徴】
- すごい納豆菌「S-903 納豆菌」を使用
- タレにシールド乳酸菌(R)を配合
- やわらかく食べやすい極小粒の豆
あづま食品「黒千石小粒なっとう」
あづま食品の「黒千石小粒なっとう」は、幻の大豆ともいわれる黒豆「黒千石」を使っているのが特徴です。黒千石は1970年代以降生産が途絶えていたのですが、約30年後に冷凍保存された数十粒の種から復活をとげました。
黒千石は表面はしっかりした歯ごたえで、中はふっくら。粘りは控えめで、コクのある上品な味わいです。納豆といえばタレとからしが定番ですが、同商品はタレとわさびを使うのもユニーク。タレはさらりとした甘口で、わさびは香り豊か。爽やかなわさびの刺激が新鮮で、一度食べるとやみつきになります。
あづま食品では黒千石を使用した商品を2004年に発売し、カップタイプのパッケージは2014年から販売をスタート。ホテルの朝食などでも提供されており、食べた人から「おいしかったのでどこで売っているか知りたい」という問い合わせをもらうことも多いそうです。
【特徴】
- 幻の黒大豆「黒千石」を使用
- コクのある上品な味わい
- 爽やかなわさびの刺激がやみつき
豆やタレの味もさまざまで食べ比べも楽しい納豆。ぜひお気に入りをみつけてみては。
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