消費税増税の影響もあって、キャッシュレス決済を使う人を見かけることも多くなりました。でも、決済方法がたくさんあって、どれがいいのか悩むという声もありますよね。そこで、みんながどの決済方法がいいと思っているのか、株式会社J.D. パワー ジャパンの調査をもとにして紹介していきます。
顧客満足度第1位はPayPay
キャッシュレス決済について調査を行なったのは、顧客満足度の調査やコンサルティングの国際的な専門機関である株式会社J.D. パワー ジャパンです。2019年7月に行なわれた調査で、調査回答者数は3000人。直近3カ月以内にキャッスレス決済をしたユーザーが対象です。調査結果によると、総合満足度は以下のようなランキングになりました。
第1位:PayPay
第2位:メルペイ
第3位:LINE Pay
この3つは、私自身も普段から利用している決済方法なので、このランキングには納得できる部分が多いですね。ここからは、この3つの決済方法に関して詳しく見ていきましょう。
こんな所でも!?と思えるくらい使えるお店が多いPayPay
PayPayがランキングでトップになった理由としては、キャンペーンやポイント還元率があるようです。でも私としては、使えるお店の多さも見逃せないと考えています。
例えば、クレジットカードが使えないような街の小さなお店でも、PayPayが使えることもザラ。PayPayが使えるお店は、全国に170万店あります(2019年11月現在)。ちなみに、ダイソーでも使えるようになったのは衝撃的でしたね。
また、PayPayフリマやPayPayモールとの紐付けも忘れてはいけません。PayPayモールでの買い物で最大20%還元のキャンペーンが2020年3月31日まで開催されていますよ。
紹介キャンペーンが太っ腹なメルペイ
メルカリの売上金が使えるようになるメルペイでは、友達紹介キャンペーンが実に太っ腹です。1人紹介すると、紹介者と紹介された人の両方に1000円相当のポイントがプレゼント。また、メルペイスマート払いといって、後払いにも対応できるのもメルペイの特徴でしょう。
もちろん、メルカリとの連携もしっかりしていて、メルカリでの購入でメルペイスマート払いをすると、最大で3%分のポイントが還元されます。また、ドラッグストアのサンドラッグやマクドナルドなどクーポンの多さも魅力の1つといえそうです。
クーポン満載のLINE Pay
LINE Payの特徴としては、クーポンの多さがあると思っています。例えば年末感謝クーポン祭がありますし、マツモトキヨシで使える200円オフのクーポンなどもありました。コンビニやドラッグストアなど、身近な場所で使えるクーポンが多いのは助かりますよね。
それと、毎月第3木曜日にTOHOシネマズで上映されている映画のチケット代が、LINEPay決済なら大人1200円になります。日にちが限られていますが、タイミングが合えば600円引きで映画が見られます。
キャッシュレス決済の使い分け
キャッシュレス決済は便利だしお得なのですが、どれを使えばいいのか悩む人も少なくありません。私の場合、フリマアプリも利用するので、PayPayフリマならPayPay、メルカリならメルペイは大前提です。他のお店での買い物では、クーポンがあるかを確認します。
例えば、サンドラッグで買い物をするならば、クーポンが出ているメルペイですね。
ただ、お得さを求めてしまうと、他の決済方法も使うことになって、複雑になる可能性もあります。そのため、自分が使いやすい決済方法を3つ程度に絞って、その中で使い分けるのがいいと思いますね。クーポンもそうですが、よく利用するお店の支払い方法を基準にするのもいいのではないでしょうか。