テレビや雑誌で何かと話題になるけれど、妻たちのリアルな恋愛事情はタブーの領域。気のおけないママ友同士であっても知り得ない「人妻不倫」の実態を、独自取材でご紹介します。
 

彼女たちが行く着く先は、泥沼離婚か、それとも……?

埼玉県在住・片桐史実さん(仮名)の場合

社内恋愛を経て結婚したのは10年前。2人の可愛い子どもを授かり、今は派遣社員をしつつ兼業主婦として暮らしている片桐史実さん(42歳)。彼女には、夫に隠れて不倫関係を続ける男性がいるといいます。
 

「彼との出会いは、昨年の春。ランチタイムにいつも行く公園があるんですが、そこでお弁当を食べていたときに声をかけられたんです。彼が言うには『きれいな人がいるなぁって、ずっと思っていたんです』って。夫に悪いなぁとは思いつつ、そんなドキドキするようなセリフ、子どもを産んでから言われたことがなくて、すぐに彼にハマっちゃいました」
 

声をかけられた日から1週間後、仕事終わりに寄った彼の部屋で関係を持ちました。汗でべとべとになった自分の顔をバスルームで見た瞬間、「あ、私、本気でヤバい。でも、なんて気持ちいいんだろう……」そう感じたという史実さん。それからは月1程度、彼との時間を持っているのだそう。
 

「不倫はよくない。夫を欺いている。家族を裏切っている。罪悪感は毎日のように襲ってきます。でも彼に抱かれている瞬間は、それも気にならないくらい楽しくて、やめられないんです。麻薬みたい」
 

夫に不満はない、イヤなのは義母と義姉

大手企業に勤め、高い給料を運んできてくれる夫には「別段、何の不満もない」と史実さん。ただひとつ不満を言うなら、毎月2~3日間ほど、義母+義姉が家に泊まりにくることがストレスなのだとか。
 

「踊りの師範をしている義母は、歌舞伎がとても好きで、歌舞伎座での観劇を老後の楽しみにしているんですよね。義姉はその付き添いで。とても優しく温かい義母で、いつも子どもたちや私に、たくさんおみやげを持ってきてくれるんです。泊まるのも2~3日だから気にしなければいいんですが、毎月恒例のお泊りが5年目ともなると、どうにも気が休まらなくて……。いつしか義母たちが来る日にわざと仕事を入れるようになっていました。早く帰るのもイヤなので、夫と子どもたち、義母、義姉で食事に行ってもらって、私は“残業”とウソをついて彼の部屋で密会しています」
 

そんな不倫生活も、すでに1年と半年。バレそうになったことはないのでしょうか。
 

「義母・義姉が泊まりにくる日に会うようにしているので、夫は彼女たちに気を取られていて、私にかまうヒマはないみたいです」
 

彼についての意外な事実と、突然の破局

「彼との心地良い時間も、夫と家族との大切な人生も、どちらもこのまま自分の近くにあると信じていた」という史実さん。しかし破局はいきなり訪れたといいます。
 

「私には独身と言っていた彼ですが、どうやら奥さんもお子さんもいて、単身赴任で私の住む町に来ていただけだったみたいなんです。ちょうど1週間前に、LINEもメールもできなくなり、電話にも出てくれなくなりました。
 

自分が何か彼に対して悪いことをしたんだろうか?と思っていましたが、一昨日の夜、彼から電話があり、奥さんの待つ地元に戻ったのだと言われました。まぁ、私自身も彼とどうこうしようとは思っていなかったので、『これまでありがとう』と言って電話を切り、彼の連絡先をすべて削除しました。楽しい夢を見せてもらえたと思って、しばらくは余韻を楽しみます」
 

と、意外にもアッサリとしている史実さん。
 

夫はもちろん、「何も知りません(笑)」

「不倫をして泥沼にハマる人もいるみたいですね。でも私は、最初から家庭を壊す気はなく、まぁ、こういう環境もいいかな?って楽しんでいただけなので、喪失感とかそういうのはまったくありません。そろそろ性欲も落ち着いてきたので、もう、いいかなって(笑)」
 

なるほど、家庭を壊さないで不倫をするためには、相手にのめりこまず、あくまでもカラダだけの関係だと割り切ることが大切なようです。
 

「夫にはもちろん、何もバレていません。彼と会うのはいつも彼の家だけ、デートなどもしていないので、周囲からバレるということもありませんでした。義母や義姉のことはこれからネックになりそうですが、しょうがないのでこれからは、マンガ喫茶にでも行って時間をつぶして帰ろうと思います」
 

「不倫」も、上手に使えばストレス発散の選択肢になる。史実さんの笑顔はそう語っているようでした。