芸能界!理想のラブラブ夫婦BEST5

お隣夫婦の真実は把握しにくいものですが、芸能人夫婦事情というのは、目に耳に飛び込んできますよね。そこで! 芸能界、理想のラブラブ夫婦はいったいどの夫婦か。筆者独自の観点で選んでみました。

芸能界! 今どき理想の夫婦ランキング

「ラブラブ夫婦」のことを「おしどり夫婦」というので、オシドリがどれほど仲良しなのか本で調べてみました。学者さんの説ではオシドリは一夫多妻で、雄は子作りはするが子育ては手伝わないで飛んでいってしまうのだとか。その後、繁殖のために毎回お相手を変える雄。仲良し夫婦の象徴といわれるのは、雌が他の雄に寝取られないように一緒にいるためなのだと。

「なんだ、束縛系&浮気症の夫なのね」という真実を知りました。ちなみに、雌も浮気性というオチがあります。人間界でもよく耳にする夫婦像ではありませんか! 実際、お隣夫婦の真実は把握しにくいものですが、芸能人夫婦事情というのは、目に耳に飛び込んできますよね。

そこで! 芸能界、理想のラブラブ夫婦はいったいどの夫婦か。筆者独自の観点で選んでみました。
 

第5位:小栗旬×山田優

数々の浮気報道を「許す」と決めた妻に拍手。夫婦仲相談所では時々「イケメン彼氏と結婚したら浮気されますか」という結婚前相談を受けます。「モテ夫を選んだ時点で腹をくくれないなら結婚はやめろ」と伝えます。山田さんは覚悟ができていた。それ以上に夫の将来性を信じて、夫婦仲を強固にしている妻力満点のかたです。
  

第4位:菊地凛子×染谷将太

結婚の固定概念を持っていない夫婦は理想形です。まず夫11歳年下という時点で「年齢差? は? なにか?」という突き抜け感を感じます。仕事面では尊敬し合っていることでしょう。容姿や年収で相手に惹かれたわけではない。妻は人生経験で夫に実力を見せつける、その上で包み込んで甘えるスタイルは令和時代に勝ち残る夫婦です。
 

第3位:仲里依紗×中尾明慶

SNSフル活用で、BIG LOVEをアピール。人類学者の「愛は4年で終わる」説を覆す4年目の仲良し投稿はネットでも話題に。その後6年目で初共演を果たすなど仕事も順調。仲さんの「夫の前で着替えない」という姿勢に、この夫婦はレスとは無関係の太鼓判を押しました。あけっぴろげの妻に夫はムラっとしないことを理解しておられます。
 

第2位:水谷豊×伊藤蘭

伊藤さんが以前トーク番組で「水谷さんから褒められることが多い」というようなことを話していました。今年5月に、キャンディーズの解散から41年を経てソロデビューを果たした伊藤さん。そのアルバムを水谷さんがべた褒めしているということも記事にあがっていました。

年齢を重ねて、仕事ぶりが益々世間からも評価されているお二人。お二人自身が常に褒め合い、承認し合い、ヤル気が高まっているよう。まさに“上げ合う関係”だと思います。妻を(夫を)「できるわけないよ」とけなしたり、新しいことに挑戦しようとするとストッパーになる人が多い中、水谷さん夫婦は逆に讃えることで成長されていると感じます。
  

第1位:山口百恵×三浦友和

毎年選ばれる仲良し夫婦キングのお二人です。筆者の仲良し夫婦持論は時代とは反しますが、「妻はちょっと下がって夫を立てるバランスがベスト」です。このご夫婦はまさに絶妙なバランスを保っておられます。

21歳で引退、結婚、40年間目立つことはせず、家族を守る姿勢を貫いた百恵さん。三浦さん
は著書『相性』(小学館)で「妻とは相性がいい。喧嘩をしたあとの空気を引きずるのが嫌だから喧嘩をしない」と断言。喧嘩するたびに仲良くなるという我が国の夫婦論をひっくり返す名言でした。

腹が立っても攻撃しない精神、見習わなくてはいけません。相手がムっとしないよう事前察知。これこそ「自分が変わる・自分を制す」の菩薩的スピリッツ! 『山口百恵は菩薩である』(講談社)という本は、菩薩妻となった、百恵さんを予期していた本だったと思います。

おしどり夫婦を目指すより、菩薩妻を目指すほうが理想の夫婦に近づける。有名夫婦を見て、我がふり直しましょう。

Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

注目の連載

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    東海道新幹線の「個室」が100系以来、四半世紀ぶりに復活! 「どこに設けられる?」JR東海に聞いた

  • 「婚活」の落とし穴

    「男らしさ」がしんどい若者たち。「女性より稼いで当然」「デートもリードすべき」と言われても

  • ここがヘンだよ、ニッポン企業

    危機管理のプロが警告! 中学受験で“御三家”を目指す親子が知っておくべき「学歴エリートの落とし穴」

  • 世界を知れば日本が見える

    深刻な少子化に苦しむ「中国」と対照的に、今こそ「一人っ子政策を導入すべき」といわれる2つの国とは