「同棲・新婚なのにレス」、これってどう?
長年連れ添った夫婦がレス……というのは身体的な原因も含めてよく語られてきましたが、最近はアラサー世代を中心に「新婚」や「同棲」でも、そういったことが起きているようです。現代のレス事情を解説!
「新婚なのに……」 その実態とは
結婚などのライフイベントをきっかけにレスに突入するカップルが増加中
結婚後のみならず、性交渉を一度もせずに結婚に至り結婚後も関係を持たないままの「未完成婚」も増えているのだとか。そこを除けば快適だという二人の生活は、夫婦というより同居人という言葉がふさわしいほどです。
1カ月関係を持たずにいても、レスだと認識していない現代の男性たち
夫婦間においてレスを問題視するのは男女半々なのに対し、婚前カップルの間においては女性側が悩みを抱えている場合がほとんとです。恋人との関係が良好であればあるほど、体を求めてこない男性に対して女性側は戸惑うばかりです。
「快楽のための行為」と「子作りのための行為」分けたがるアラサー男性
ひとりの人とずっと関係を重ねることによって、新たな快感はどんどん湧いてくるもの。特に女性にはその傾向があります。そんな女性の体も心理もわかろうとせず、一方的に飽きて男性の「女中」や「母親」役を押し付けるのは対等といえるのでしょうか。
なんで仲がいいのにレスになるの?
現代のレスは夫婦関係が良好だからこそ起きるもの!?
しなければしないですんでしまうものだし、したくなければしなくてもかまわないものでもある。だからこそ「どうしたらいいかわからない」レスへの対策は、パートナーに対してもう一度、恋愛感情をいだくことができるかどうかが鍵のようです。
「ライバル型」や「お母さん型」に陥りやすい友達夫婦
最近増えているのが仲良しなのにレスだという友達夫婦。夫と妻の自立性が高い場合、「仲間」あるいは「ライバル」のようになっている場合があります。もしくは男性がリーダーシップを取らず、やや甘えん坊型のパターン。夫婦関係が「しっかり者の妻と甘えん坊の夫」のような図式になり、妻が夫の母親役になってしまいます。
薄れてしまった「女らしさ」「男らしさ」を取り戻すことが第一歩
なんでも話せる、なんでも対等、そんな仲良し夫婦は理想でもありますが、性の違いを意識できない関係が続くことは、レスの危険を高めてしまうことになりかねません。
友達や親子のような関係になってしまった夫婦がレスを解消するためには、薄れてしまった「女らしさ」「男らしさ」を取り戻すことが先決です。妻が夫を立てたり、上手に甘えたりしてみるだけでも、その関係性は変わってくるのではないでしょうか。