アラフォーでもスタイルがいい人がやりがちなミスとは
アラフォーになっても「スタイルいいよね!」と言われる人は、それこそ若い頃からずっと褒められていることが多いです。ですが、その人が着るファッションがおしゃれかどうか?といわれると、必ずしもそうとはいい切れず、むしろどこか古臭くなってしまっている場合も……。
スタイルがいい人がやりがちなミスの原因や、3つのNGアイテム、またその対処法についてお伝えします。
体型が変わらないからと昔の雰囲気を引きずってしまう
一番の原因はこちら! スタイルがいいゆえに、サイズが変わらずまだ入るから、と昔の洋服を着続けてしまい、雰囲気が古くなってしまうことです。
もちろん10年前の洋服でもまだ着られるものはありますし、大事に着るのはとてもいいこと。サイズが変わっていないというキープ力も素晴らしいですが、しかし、それが「おしゃれかどうか」というファッションの観点から見ると、少々厳しい場合も。
流行は常に移り変わっていますし、いつの時代も定番として愛されているベーシック服でない限り、昔の服のままだとどうしても古臭い感じは否めません。
また、今っぽいおしゃれ感があるかどうかに関しては、サイズ感も重要な要素です。ですがスタイルのいい方は、若い頃は特にスタイルがいいからこそ着られるぴったりした洋服を愛用していたり、そもそも何を着ても似合うため体型カバーを必要としてこなかったので、サイズ感がおしゃれさを左右することに気が付いていないことも。
その辺りがマイナスポイントになり、どことなく古い感じに見えてしまっているのかもしれません。具体的に要注意なのは、以下の3つのアイテム。詳しくお伝えしていきます。
1. 数年前に購入したぴたぴたなスリムパンツ
5年以上前は、ボトムスといえばスリムが主流だったので、ぴたっとしたラインのパンツを愛用している方が多かったですよね。ですが、今はどこかリラックスした着こなしが主流なので、ワイドパンツやストレートパンツが人気です。
スリムパンツもハイウエストやテーパード寄りのシルエット、裾がアンクル丈やカットオフされているなど、最近のものならもちろんOK。ですが、昔のスリムパンツはとにかくぴたぴたで、丈感も足首でたるむほど長めだったりするので、残念ながら今着ると違和感が出やすいです。
2. 首まわりが大きくあいたTシャツやカットソー
鎖骨がきれいに見えるように大きくあいたVカットやUネックのTシャツやカットソーは、今アラフォー世代の方が20代後半、30代前半くらいの頃、多く見かけたデザイン。下にキャミソールやチューブトップを重ねるレイヤードも人気でしたよね。
ですが、ここ数年は首が詰まっているものが主流。加えて、首まわりが大きく開いたトップスは肌が多く見える分、首のシワやフェイスラインのたるみなど、年齢を感じさせることも。
また、数年感愛用しているTシャツやカットソーは、首まわりなど着こんだ感が出やすいので、たとえ高価なものだったとしても、今着るのはあまりおすすめできません。
3. 膝が丸出しになってしまうスカート
違和感を感じやすいアイテムとして、特に気をつけたいのはスカートです。スタイルのいい方は、短めのスカートもまだ十分はけると感じるかもしれませんが、今はトレンドとしても長め丈のスカートがメイン。
また、アラフォー世代にとって膝が丸出しのスカートは、トップスとのバランスが取りにくかったり、顔やヘアスタイルとのバランスがしっくりこなかったりと難易度の高いアイテムです。特にフラワープリントなどの柄物や、フリルやギャザーが入っているものは要注意!
「イマイチ古臭い」を回避する対処法とは
ではどうしたらいいの?という対処法として挙げられるのは2つ。1つめは程よくジャストサイズの洋服に更新すること。体が泳ぐくらいの少しだけゆとりがあるものがおすすめです。そして2つめに、カジュアルよりきれいめの度合いを増やすことです。カジュアルアイテムは時代を感じさせやすい上、「ぴたぴた感」と「カジュアル」の組み合わせは今、主流ではありません。それが古臭く見える原因です。
スタイルをキープしている方だからこそ、より映えるきれいめアイテムはたくさんありますし、清潔感やおしゃれ度もアップします。
「若い頃に着ていた洋服がまだ着られる」という自信が邪魔をして、古い印象になってしまっては、せっかくキープしているスタイルももったいない! 昔の服でなくても体型を生かすアイテムはたくさんあるので、ぜひ新しいファッションも取り入れながら楽しんでみてくださいね。