定番アイテムに見えて、実は時代が出る「デニム」
デニムは何歳でも気軽にはける永遠の定番アイテム。ですがなかには、「ひと昔前のコーデ」に見えてしまうNGデニムがあるのも事実……。アラフォー女性がはいたときに、若作りにも老けても見えないデニムには、いくつかの条件があるんです。アラフォーデニムコーデのポイントとあわせてお伝えしていきます。
アラフォー女性が素敵に見えるデニムコーデのカギは「清潔感」
大人のカジュアルコーデは、イキイキと明るい印象に見せてくれるのがメリット。ですがカジュアル感が強すぎてラフに見えてしまうと、ルーズでだらしなく見えたり、手を抜いている印象にもなってしまうのが気を付けたいところ。
コーデにきれいめ感、今っぽさ、年相応のカジュアル感が欲しいと思った時、大切なのは「清潔感」です。
今デニムを選ぶなら、インディゴやライトブルーなど色味がキレイなもの、気になるお腹を包んでカバーしてくれる少しハイウエスト寄りのもの、シルエットはストレートか少しワイドなものが、間違いなく使えます。
コーデに関しては、例えば、ゆるいデニムにスウェット、はき古したスニーカーにリュックというコーデが20代なら「古着風、メンズ風デニムコーデ」になりますが、アラフォー世代だと「部屋着っぽい手抜きコーデ」に見えてしまうのが悲しいところ……。気の抜けた感じが老け見えにもつながりかねません。
でも同じデニム×スウェットのコーデも、トップスをシャツにする、デニムをきれいめに変える、シューズをポインテッドトゥやサンダルにしてみる、ヘアをまとめる、かっちりとしたミニバッグにする、など、全体のバランスを見て、きれいめポイントを盛り込むだけで簡単に素敵な大人コーデになるんです。カジュアルなデニムに対し、小ざっぱりとしたきれいめポイントはどこか、着る度に確認してみて下さいね!
要注意!古臭いデニムの特徴
■デニムの裾がクシュっとたるむ丈感の古着風デニム
昔、アメカジブームやメンズデニムからの影響で、ダボッとしたユーズド風デニムが流行ったこともありましたが、それこそ「ひと昔前」のデニム。古着風加工の太めデニムで、なおかつ裾が靴の上でクシュっとたるんでいるものは、短足に見えてしまうのでアラフォー女性にはNG。
ラフさ、メンズっぽさがかなり強いので、きれいめアイテムやヒールと合わせて着てみたとしても、昔のものを無理に着ている印象になってしまう可能性も。雰囲気もルーズで「清潔感」とは真逆の雰囲気なので、使いにくいデニムです。
■10年前の主流だったローライズのウエスト
「エビちゃんOL」がはくようなフェミニン系のデニムから109で大人気だったデニムまで、10年前はほぼ全てがローライズ。ウエストの位置が低めでした。
でも今は、ウエストが深めのハイライズ~ミッドライズが主流。ウエストの位置が低いと腰骨に引っかけてはくような形になりシルエットが全く違うので、ひと昔前の雰囲気になりがち。コーデでもカバーしにくいので、長年寝かせておいたデニムには気を付けて下さいね!
■肉感を拾うような薄い生地のスリムデニム
アラフォー世代に馴染みの深いストレッチ入りデニム。今年は再び流行の兆しですよね。ですが、生地が薄いものだと、例えサイズがあっていて前から見たときはOKでも、ヒップや太ももまわりがパツパツで肉感が出てしまい、最悪、横ジワがたくさん入ってしまう場合も……。
ムチムチしたイメージのデニムは若作りな印象を持たれやすいですし、特に後ろ姿は自分では気づきにくいので、要注意です。
■素肌が見えるほどのハードなダメージ加工
ダメージ加工のデニムも、昔流行っていたのでアラフォー世代には特に違和感のないアイテムですよね。ですがこれも今はくとなると、ハード過ぎる雰囲気が今っぽくなく、ラフなカジュアル感が若作りに見えてしまったりと、あまりおすすめできません。
少しぐらいの加工なら許容範囲ですが、ハードなイメージが先に立つものだと、清潔感が欲しいアラフォー世代にはフィットしないので気を付けて。
古臭く見えるNGデニムをあげてみましたが、アラフォー女性を素敵に見せるデニムやデニムコーデはたくさんあります。積極的に楽しんで下さいね! 以上「正直、古い!大人がはいてはいけないデニム」でした。