真冬は寒すぎて無理! 3首出さずに抜け感を出すコツ
「首、手首、足首の3首を出して抜け感を」というのは、もはやオシャレの常識。分かってはいても、真冬は寒すぎて無理!という方も多いと思います。
ですが重ね着やダークな色使い、シルエットももっさりしがちな冬コーデ……。野暮ったく見せないためにも「抜け感」は絶対取り込んだほうがいい! 今回は冬のコーデで3首を出さなくても抜け感が作れる、5つのポイントをご紹介します!
1. とにかく白を多用する
冬の「白」は見映えもしますし、視線を集めたり、爽やかさをプラスしてくれるので、抜け感作りに効果の高いカラー。全身の中に白を何カ所かに散らすことで、それぞれが連携して3首出しのような抜け感を作ってくれます。
では、どこで取り入れるか……白コートは可愛いし、洗練されて見えるのでおすすめなのですが、アウターでは汚れが気になると言う声も……。そういう方はニットやパンツなど、なかに着るもので白を取り入れるといいでしょう。
またシャツを襟元から覗かせる、裾をインナーとして少し見せるように出す、パンツにソックスを合わせる時は必ず白にする、マフラーやストールを白系にする、などの小さい面積でも、コーデにメリハリがつき効果は抜群です。白いスニーカーも簡単に取り入れられ、色の効果とカジュアルさと相まって、抜け感作りにかなり役立ちます。
2. ゆるっとしたざっくりニットで素材感にメリハリを付ける
少しゆるいサイズ感が可愛いざっくりニットは、冬コーデならではの抜け感が作れるアイテムです。オフタートルなど首元にゆるい雰囲気が生まれるディテールや、凹凸のあるケーブル編みの雰囲気は女性ならでは。ボトムスにデニムやレザーのシューズを合わせるような定番のコーデでも、素材感にメリハリがあるので抜け感につながります。
ただし安っぽく見えるざっくりニットはアラフォー女性には合わないのでNG。アクリルが多く含まれていて光沢感のあるニット生地や、インナーが透けるほどざっくりした編み目のものは避けた方が無難。ニット自体がいかにも暖かそうな少し厚手の生地感で、ゆるっとしたサイズ感のものを選ぶといいでしょう。
3. チャコールグレーやネイビーのタイツで足元を和らげて
あまり意識せずにタイツは黒、と考えている方は多いと思います。でも、スカートやシューズとのコントラストがきつく、脚が分断して見えたり、もしくは真っ黒で馴染みすぎて重たくなったり、実は「タイツは常に黒がベスト」とは限らないんです。
今はタイツのカラバリもかなり豊富になってきているので、「馴染みがよく、かつタイツが目立ちすぎない、ニュアンスのあるカラーを選ぶ」と黒タイツよりも足元が少し軽やかに仕上がり、抜け感につながります。
間違いない色はチャコールグレーやネイビー。休日ならスカートやシューズのカラーによってモカブラウンやライトグレー、ボルドーもおすすめ。
4. 冬素材×春っぽい淡色やくすみパステルは万能
ニットやアウター、ストールなどいかにも冬なアイテムを、そのまま冬っぽいカラーでは選ぶのではなく、少し春っぽい雰囲気も感じさせる淡い色や、くすんだパステルカラーを取り入れていくと、ナチュラルで女性らしい抜け感が生まれます。
大人の女性に似合うカラーなら、例えばライトグレーに近い淡いブルー、若草色をマイルドにしたようなパステルミント、ベージュとライトグレーの間のグレージュ、ベージュピンク、くすんだパステルピンク、白とライトグレーの間のようなアイスグレー、ラベンダー寄りのライトグレーなど。
これなら機能的にはしっかりと防寒してくれるのに、与える印象はどこか軽やかなのでまさにいいとこ取り。絶対使えるアイテムです。
5. ヘアスタイルをコンパクトにまとめる
マフラーや襟の大きなアウターで、ただでさえ首元は詰まって見えがちですが、さらにロングへアだと髪も肩の上にたまってしまうので、抜け感ゼロに。そんな時はヘアをコンパクトにまとめて頭を小さく見せると、抜け感コーデに一役買ってくれます。頭のハチ部分のサイドの髪をおさえたり、まとめるだけでもスッキリ見えるので、全身ダークカラーの時は特に意識してみて下さい。
小さいテクニックでも見映えが変わりますので、ぜひトライしてみて下さいね! 以上「冬コーデで3首を出さずに抜け感を出す5つのコツ」でした。