彼の浮気、怒ってもいい?
彼に浮気をされた時、頭ごなしに怒りたくもなるものですが、怒っていいときと怒らない方がいいときがあります。
まず、あなたが「彼と別れたい」と思うのであれば、思いっきり怒ってもいいでしょう。それで関係が壊れようが、もうどうでもいいですしね。問題は、別れたくない場合です。
別れたくなくても、相手に怒っていいケースは、意外と限られています。明らかに彼にとってその浮気は遊びで、あなたに対して深い愛情があり、「別れたい」なんて微塵も思っていないときなら、有効です。
さらに、あなたの怒りを受け止められるくらいのメンタルの強さがある人であれば、土下座してでも謝って、あなたのところに戻ってくるでしょう。
怒らない方がいいときとは?
逆に、下記のようなことが1つでも当てはまるようであれば、頭ごなしに怒ることは避けた方がいいでしょう。
・浮気相手に対して、本気である
・あなたに対して愛情が薄れている
・彼のメンタルが弱い
「浮気相手に対して、本気である」場合は、その気持ちが冷めるまで、知らないフリをしていた方がいいこともあります。彼が別れを切り出さない限りは、あなたとの関係を維持しどうにか自分の気持ちを消化しようと努めているところだからです。
そんなときにあなたが浮気を責め立ててしまっては、彼の方も「もう浮気相手の方に行きたい」と思うようになってしまうでしょう。
たとえ結婚していても、相手の気持ちを縛ることはできません。だからこそ、妻という立場で強気に出てしまっても、夫婦の関係が壊れてしまっては、離婚に至ってしまうのです。
もし、別れたくないのであれば、そっとその関係が終わるのを待ちながら夫との愛がまた深まるように、思いやりを持って接するようにした方がいいでしょう。
「あなたに対して愛情が薄れている」場合も同様です。あなたが浮気を責めたら、そのまま別れ話に発展する可能性は高くなります。まずは、彼があなたと「関係を続けたい」と思ってくれるように、愛情と信頼を深めることの方が先決なのです。
厄介なのが、メンタルの弱い彼
厄介なのが、「彼のメンタルが弱い」場合です。あなたに浮気がバレている状況に耐え切れず、自ら別れを切り出すこともあるからです。彼にとって、あなたとの関係を続けたい、続けたくない以上に、“自分の立場が悪い状況”から逃げたくなるからです。
そんな残念な彼と関係を続けていかない方が幸せになれるとは思いますが、それでも別れたくないのであれば、彼のメンタルの弱さを理解し、浮気に気付かないフリをして、相手が一緒にいると居心地がいいと思う環境を作っておいた方がいいでしょう。
浮気をされたのに怒れない状況は理不尽なものですが、人の気持ちは「正しい」「正しくない」だけで白黒つくほど単純なものではありません。あなたが正しかろうが相手が悪かろうが、彼が「もう一緒にいたくない」と思ってしまったら別れるしかないからです。
決して、パートナーの浮気を許した方がいいとは言いません。別れを選択することも、間違いではありません。ただ、関係を続けたければ、許さざるを得ないもの。もし、別れたくないのであれば、上手に対応して彼の“一番の女性”でいましょうね。