気候がよく、食べ物もおいしい秋は、人と会う機会も多く、楽しいこともたくさん。でも「イマイチな服を着てるな〜」「久々に会ったらダサくなった、老けた……」なんて思われることは絶対に避けたい! 10月にやってはいけないNGファッションをご紹介します!
10月のニットは見た目が暑い時も……カットソー&カーデが優秀
季節を先取りたいというオシャレさんの落とし穴ともいえるのが、10月のニット! 店頭には新作ニットが並びますが、気温差が激しい10月では、ニットがちょうどいい日もあれば、外にいると暑くて汗をかくような日もあります。サラッとしたコットンニットはOKですが、例えばサンサンと太陽が降り注ぐ秋の行楽時や運動会で、モコモコした秋色のニットを着ていると少々暑そう……。「着心地がよくてこなれたオシャレ」が人気の今、無理している感は浮きがちです。
10月は体温調整がしやすい、カーデが一番活躍する時期。日中は半袖や長袖のカットソーに、カーデを一枚プラスするぐらいがベスト。寒い時はさらにアウターを一枚足せばOK。
11月に入ればニットを多く着るようになるので、もうちょっと待って! 10月にカーデをフル活用しておけば、秋冬コーデのマンネリ化も防げます。肩にかけたり腰に巻いたり、アレンジもできてオシャレ見えにもつながるので、10月はカットソー&カーデがおすすめです。
昨年からの秋服はお手入れOK? イメージダウンに注意
次はお手入れの話を! 長袖の秋アイテムをクローゼットから引っ張り出して、そのまま着たりしていませんか? どこかにダメージがあるまま着てしまうと、だらしない人に見られてしまうかも……。着る前にくまなくチェックしてみて下さい。特に気を付けたいのは、アウターやシャツの襟や裾、背中のシワ、ニットの袖や脇下などよく擦れる箇所の毛玉。ロングカーデの裾も要注意です。
春夏のアイテムはガンガン洗ってアイロンをかけられることが多いのですが、秋冬のアイテムは厚手でお手入れしにくいものも多いですよね。汚れやダメージを受けてしまうと、よれっとだらしなく、安っぽく見えてしまい、大人の女性にはひとつもいいことがありません!
洋服ブラシを用意して、アウターやニット、パンツのホコリや汚れを、脱いだ時さっと払うだけでも、その後のコンディションが違い、長持ちします。何をどう着るか、着回しも大事ですが、買った洋服を大事に着ることで、結果的にコスパもよくなりますよ。
ゆるっとトップス&ペタ靴の秋コーデは落とし穴
本格的に長袖を着始める10月。特に気を付けたいのはゆるっとしたサイズ感が可愛い大きめのトップスに、スニーカーやバレエシューズなどペタンコ靴を合わせるコーデです。
アラフォーの女性は、気になるお腹やヒップを隠したい、とつい長め丈を買う傾向にあります。さらに、この歳でスリムはもう履けない……と思い込み、手持ちの太めパンツを合わせてしまいがち。その上、動きやすい、足が楽、とペタンコ靴を履いてしまうと、楽チンですが見た目にはどっしり、おばさん化してしまうことも……。
今年の秋冬はこれまでと違い、そこまでワイドパンツがトレンドではないので、下半身が太めなコーデは余計目立ってしまうかも。ヒップが隠れる丈ならゴムウエストのレギンスパンツにする、5センチ以下のローヒールを取り入れる、足首は見せる、など快適さとおしゃれを両立する方法はたくさんあります。
10月は着ぶくれするほど寒くはないので、守りに入り過ぎるのはまだ早い! 単品で選ばずに、全身のバランスを見るようにすると、コーデを組む力が鍛えられます。
簡単なポイントに気を付けて、10月もオシャレを楽しんで下さいね!