妻のことが好きなのに、不倫をしてしまう夫というのは存在します。そういう人はどんな気持ちで妻が悲しむような行為をしてしまうのでしょうか?
基本、不倫をしてしまう人は自分勝手な人が多く、相手の立場に立って物事を考えることができません。だから、自分が快適に過ごすために妻を裏切り、さらに不倫相手を弄ぶようなことをしてしまうのです。
それがまず前提にはありますが、その上で、不倫をしてしまう夫の気持ちには、こういったものがあります。
- 妻は家族になってしまって、異性として見られなくなったから
- 他に好みのタイプの女性が現れたから
- 妻に対する不満を、不倫という復讐の形で解消するため
以下で、1つずつ紹介します。
1.妻は家族になってしまって、異性として見られなくなったから
一緒に生活をしていたら、ずっとドキドキしているわけにもいかないので、結婚をしたら「恋のドキドキ」は「愛の安らぎ」へと変わっていきます。そんなとき、「まだまだ恋をしたい」「男として現役でいたい」という人生観を抱いている男性は、不倫に走ることもあります。
こういう人は、「浮気をするという行為でどれだけ妻を悲しませるのか」なんてことは深く考えずにやっていることが多いです。つまり、単に自分の欲望を押さえられない心の弱さから浮気をしてしまう“残念な人”なのです。だから、「悪気がない」ことも少なくないし、「遊び」と割り切って不倫を楽しむタイプが多いでしょう。
2.他に好みのタイプの女性が現れたから
結婚をしていても、好みのタイプの女性に出会ってしまうことはあるものです。そんなとき、相手も自分と付き合う気でいると、妻に悪いと思いつつ、どうしても自分の気持ちを抑えられずに不倫に突き進んでしまう人もいます。
このケースも、1.と同様、理性が弱いタイプです。ただし、2.の場合は、恋に落ちてしまった分、本気になりやすいのも難点です。
3.妻に対する不満を、不倫という復讐の形で解消するため
要は、“逃げ道”のような不倫です。不倫をすることで妻に復讐できるから(=日頃の不満の解消)、妻を許せるようになる」という目的(=不倫を夫婦の潤滑油にする目的)でやっています。だから、自分が浮気する理由を「妻のせいだ」と思う人すらいます。
また、この場合は、「不倫相手のことを好き」というよりも、むしろ「妻の方を大好き」なことが多いです。幼児性のある男性がやりやすい不倫の形と言えるでしょう。
「もう二度と浮気はしない」という言葉は信じない方がいい
夫が不倫をした時に、許すも、許さないも自由ですが、もし別れたくない場合は、“そういう人”なんだということをよく理解して、対応した方がいいでしょう。
人はそう簡単には変わりません。だからこそ、「もう二度と浮気はしない」という言葉を信じるのではなく、“そういう人”だと思って、結婚生活を続ける決意をしましょうね。