本格オフロード4WD「ジムニー/ジムニーシエラ」が4代目に

新型ジムニーの価格帯は、1,458,000円〜1,841,400円

1970年、当時の軽自動車唯一の4WDとして発売された初代スズキ・ジムニーは、少し郊外に行けばそこかしこで見かけ、プロの道具として、趣味の相棒として熱烈なファンを抱えている。「ジムニー」シリーズは、全世界194の国・地域で愛用され、世界累計285万台を販売。自他ともに認める「日本が世界に誇る唯一無二のコンパクト4WD」にまで成長した。
 

5日に発表された、20年ぶりにフルモデルチェンジを受けた4代目は、4WDに乗ったことがない人にもアピールする。
 

ラダーフレームを新規開発

新型ジムニーシエラは、1,760,400円〜2,019,600円。軽自動車のランニングコストにこだわらないのであれば、手ごろな価格と余裕のある動力性能を確保するシエラを指名する手もありそうだ

軽自動車のジムニー、1.5Lエンジンを積む登録車のジムニーシエラともに新型にスイッチしたが、「ラダーフレーム」、「副変速機付パートタイム4WD」、「FR」、「3リンクリジッドアクスル式サスペンション」といった、ジムニーを構成するアイデンティティはすべて踏襲されている。
 

これは、当然ながら「ジムニーの本領発揮」ともいえる悪路走破性を確保するためで、こうした要素を最新技術で磨き上げながら、新しい内・外装や安全装備など、時代が求める装備、性能を付加している。
 

以前、ジムニーが雪道でスタックした大型トラックを牽引し、脱出させるという動画がネット上で話題になったが、新型ジムニー、ジムニーシエラもいざという時に最も頼りになる存在であることは間違いない。
 

エンジンを専用チューン

こちらはジムニーシエラのインパネ。デザインを新しくしながらも悪路で走りやすい視界や操作のしやすいボタン類が確保されている

新型ジムニーには、専用にチューニングが施された「R06A型ターボエンジン」が搭載され、新型ジムニーシエラには、1.5Lの新開発「K15B型エンジン」を搭載し、動力性能と信頼性を向上させている。
 

安全装備では、衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違えを防止する誤発進抑制機能(4AT)などを含む「スズキ セーフティ サポート」を用意。そのほか、ブラック2トーンルーフ仕様、ブラックトップ2トーン仕様車(受注生産/ジムニーのみ)なども新型ジムニー、新型ジムニーシエラに設定された。
 

後席の背もたれを前倒しすればフラットな空間が生まれる。スクエアな開口部は荷物の出し入れに配慮して設計されている

そのほか、荷室の積載性やシートのクッション性が向上しており、実用性、快適性もさらに高められている。新型ジムニー、新型ジムニーシエラには、2トーンを含むカラフルなボディカラーも用意されていて、こうした4WD愛好家だけでなく、新しいファンを数多く獲得しそうだ。