JR西の新ブランド「ホテルヴィスキオ大阪」オープン

2018年6月6日にオープンする「ホテルヴィスキオ大阪」。ヴィスキオとはイタリア語で「宿り木」という意味  / 筆者撮影

JR大阪駅の北側にあたるうめきたエリアに、「ホテルヴィスキオ大阪」が2018年6月6日にオープンする。


このホテルはJR西日本ホテルグループの新ブランド第1号で、大阪駅から徒歩5分で大型商業施設「グランフロント大阪」にも隣接する好立地に開業する。大阪では訪日客が増えており、さらに、うめきたエリアは今後、関西空港に直結する新駅の開業なども控えている。JR西日本としては、このエリアでのホテルのニーズがさらに高まることを見込んでのオープンとなる。
 

大阪駅北側のうめきたエリア、今後は新駅も開業予定

オープンに先立ってJR西日本の関係者らによるテープカットが行われた / 筆者撮影

うめきたエリアは、2013年にグランフロント大阪が開業したのを機に、オフィスやレストラン・ショップ、ホテルなどを訪れる人々の流れができ、大阪の一大人気スポットとして定着。
 

そして、このうめきたエリアへ関西空港から直接アクセスできるJRの新駅が2023年に開業予定、翌2024年にはうめきた2期エリアの“まちびらき”も予定されている。大阪の中心部で今、最も注目が高いエリアとなっている。
 

増え続ける訪日外国客や国内レジャー客に対応する新ホテル

ホテルヴェスキオ大阪のロビー。宿り木をイメージした照明や中庭など自然が感じられる空間となっている / 筆者撮影

一方、JR西日本ホテルグループには、同じJR大阪駅直結で「ホテルグランヴィア大阪」がある。今回のホテルヴィスキオ大阪は、上質な宿泊を提供するそのグランヴィアと、ビジネス利用がメインのヴィアインとの中間にあたるブランドという。


宿泊機能では、グランヴィアと同等の快適性や広めの客室に加え、レストランでの朝食などにも力を入れている。ホテルによると、このカテゴリーにあたるホテルは国内で徐々に増えつつあるといい、今回の大阪に加え、尼崎に2018年6月にリブランドオープン、2019年春には京都にもオープン予定となっている。
 

大阪では、国内旅行の人気に加え、訪日客がますます増加し、ホテル不足が続いている。ホテルグランヴィア大阪では2017年度の稼働率が95.8%、外国人シェアは開業以来過去最高の30.8%を記録した。


特に、以前はビジネス利用がメインだったのが、現在は国内旅行客と合わせたレジャー客が大半を占める。今回、2名以上の客室を全体の8割以上で設定するなど、よりレジャー客のニーズに合わせた新ブランドでのオープンに至ったという。
 

広めの客室、充実メニューの朝食などワンランク上の宿泊

ホテルヴィスキオ大阪の「デラックスツイン」の客室 / 筆者撮影

ホテルヴィスキオ大阪は、「自然」をテーマとした上質なリラックス空間がコンセプト。客室は、シティホテルとしては広めの16.6~41.4平方メートルで、ゆとりが感じられる。中でも、28平方メートル以上の客室はトイレと風呂が別のセパレートバスで、風呂に洗い場があるのが嬉しい。


また、ベッドは国内シェア1位のシモンズ社が手掛ける、質の高い眠りをサポートするホテルオリジナルモデルのマットレスを採用。化粧水などは資生堂のレディース・メンズそれぞれが用意され、コーヒーや紅茶など15種以上の「アメニティバー」が1階エレベーター前に設置されていて、必要な分だけ取っていけるのもいい。

朝食で提供されるメニュー「大阪ピンサ」(手前)など / 筆者撮影

さらに朝食にもこだわりが。テーマは「大阪&イタリアン」で、大阪イタリアン串カツやどて焼き風ボロネーゼのほか、大豆粉や米粉を使ったピザのような「ピンサ」を提供。タコや紅生姜に特製ソースをかけた大阪ピンサ、焼肉風に仕上げた鶴橋ピンサなど、大阪らしいトッピングで楽しめる。その他、自分で作るお茶漬けコーナー、訪日客に対応するハラル対応の朝食セットなども用意する。


JR大阪駅やグランフロント大阪などに近い立地に加え、ただ泊まって寝るだけにとどまらないホテルライフも存分に楽しめるのがいい。特に、このうめきたエリアは今後も発展していく予定で、オープン直後から国内のレジャー客やビジネス客にも人気のホテルになりそうだ。


【関連リンク】
ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIA