ADIVAのショールーム・オープニングパーティーに行ってきました!
![銀座線溜池山王駅から徒歩3分程度。日枝神社のすぐ近くにオープンした](http://imgcp.aacdn.jp/img-a/800/600/aa_news/article/2018/04/20/5ad9bb5a158ed.jpeg)
東京の赤坂、日枝神社のすぐ近くでADIVAのショールームのオープニングパーティーが行われました。ADIVAはイタリアのバイクメーカーで、特徴的なのは屋根付の3輪バイクを展開しているという点です。
2018年モーターサイクルショー東京にも出展し、フロント2輪、リア1輪の屋根付バイク「AD1」と「AD3」に加え、AD1をベースにした電動バイク「AD-1E」や、フロント1輪、リア2輪の電動バイク「AD-Cargo」を展示していました。
![モーターサイクルショーで展示されていたAD-1のトリコロールカラーはショーモデル用で市販車で採用されているカラーリングではないそう!この色が格好良かったのに!](http://imgcp.aacdn.jp/img-a/800/600/aa_news/article/2018/04/20/5ad9bbb791b25.jpeg)
さらに、東京モーターサイクルショーのADIVAブースにはプジョーの125ccスクーターが展示されていました。2018年からはプジョーのバイクをADIVAが販売を代行することになるようです。恥ずかしながらプジョーは車のイメージしかなかったのですが、1898年に最初のモーターサイクルを第7回パリモーターショーで発表するなど、バイクの製造を始めて100年以上の歴史あるメーカーなのです。
モーターサイクルショーで注目されたバイクとは?
![2輪車ではあまり採用されないダブルウイッシュボーンサスペンション。乗り心地が気になる!](http://imgcp.aacdn.jp/img-a/800/600/aa_news/article/2018/04/20/5ad9bc25c1b0f.jpeg)
ADIVAブランドの車両として注目されたのは「AD-1」と「AD-3」。これらはそれぞれ排気量が異なるモデルとなりますが、特徴的なのはフロントが2輪で、ダブルウィッシュボーンのサスペンションを採用している点。ヤマハのフロント2輪スクーター「トリシティ」のように、コーナリング時にバイクを倒しこみながら曲がることができます。
トリシティはバイクを操る楽しさそのままに、安定感を増すことに成功したモデルでしたが、ADIVAのAD-1とAD-3の乗り心地はいかに。担当者曰く「もうすぐ広報車両が出せる」とのことでしたので、オールアバウトでも試乗インプレッションしてみたいと思っています。
電動のリア2輪スクーター「AD-Cargo」に関しては、ホンダのリア2輪スクーター「ジャイロキャノピー」を彷彿させるモデルです。ピザ屋さんが配達に使うスクーターとしても浸透している「働くバイク」ジャイロキャノピーですが、AD-Cargoが入り込んでいけるか注目していきたいところです。
![プジョーのジャンゴは女性受けしそうなデザイン](http://imgcp.aacdn.jp/img-a/800/600/aa_news/article/2018/04/20/5ad9bc84db4e6.jpeg)
また個人的に推したいのはプジョーの125ccスクーター「ジャンゴ125」です。このスクーター、何が良いって「お洒落で可愛らしいところ」。基本的に原付2種スクーターはソリッドで格好の良いデザインを採用していることが多く、女性が喜びそうなデザインのモデルは存在しません。
50ccのスクーターならヤマハのVINOやホンダのジョルノなど、可愛らしいモデルは存在するものの、現状の125ccのラインナップには皆無でした。「ジャンゴ125」のお値段も、ショールームに展示してあったパネルによると税込み37万440円。人気の原付二種スクーター、ホンダ・PCXが34万2360円ですので、輸入車としては頑張ったお値段といえるのではないでしょうか。
バイクメーカーのイベントとは思えないパーティーと今後の課題
![見渡す限りスーツ・・・](http://imgcp.aacdn.jp/img-a/800/600/aa_news/article/2018/04/20/5ad9bd4dd94ee.jpeg)
招待状には「カジュアルなパーティーですので平服にて起こし下さい」と書いてあったのですが、会場に着くとほとんどがスーツやパーティードレス。
パーティーの途中では、東京モーターサイクルショーにも来ていたコンパニオンがウェディングドレスで登場するなど華やか。シャンパンやワインが振舞われ、生ハムや海老、アボガドなどが乗ったバケットが振舞われるなど、終始お洒落なイベントでした。私はラフな格好で取材に行ったので、場違いな状況に。また、バイクメディアに関わる人達は割合として少なかった印象もありませんでした。
恐らく私は東京モーターサイクルショーでADIVAの方と名刺交換をしたのでご招待いただけたのだと思いますが、今後二輪媒体にどのように注目していってもらうのかが、ADIVAとしての課題かもしれません。
とりあえずオールアバウトでは広報車をお借りしてインプレッションをお届けする予定です。