桜が満開!ひと味違った写真を撮るには?
桜の花が開く季節になると、日ごろより増して写真を撮る機会が増えるもの。インスタに投稿している方ならインスタ映えする桜の写真を撮ろうと張り切っているのかもしれない。
そんな桜の写真をひと味違った仕上がりにするのにおすすめしたいスマホの機能とカメラを紹介する。
スマホでできる!桜の花を引き立てる方法
写真の中で主役として撮る桜の花を引き立たす方法として、背景の見え方をコントロールするというのがある。具体的には背景のピントをボカして撮影するのだが、この手法で撮ると主役の花の存在感が驚くほど伝わる写真になる。これは、背景にピントが合わなくなった分、ピントの合っている花の部分がよりクローズアップされているかのように見える現象を利用したもの。
スマホで背景ボケの写真を撮るには、iPhoneのデュアルカメラのモデルならポートレート機能を使えばかんたんに撮れる。Android端末ならGoogleの新しい公式カメラアプリCamera NXなどを使うことで撮影ができる。ポートレート機能を使って撮影するときは、被写体とレンズの距離を約35センチから2メートルの位置に配置しないと背景ボケの効果は得られない。
背景ボケにしているだけで写真が上手くなっているように感じられるので、手軽にインスタ映えした桜の写真を撮るには利用したい機能だ。
桜を撮るなら最近話題のこのカメラがおすすめ!
カメラのほうでは、最近なにかと話題になっている360度カメラをおすすめしたい。この360度カメラとは、一度撮影するとレンズの周り360度の景色の写真が撮れるというもの。360度の景色が撮れているので、画像を見るときは専用のアプリを起動して画像を回すように鑑賞することになる。画像をぐるりと一周回せるので、後ろも前も見たいところを見ることができる。さらには、画像を球体のように見ることも可能。
360度カメラで撮った写真は、撮った後から見せたいように写真をアレンジできる。この方法は新しい。球体のように見せることもできれば、一部分をクローズアップさせたり歪曲させたりと変化に富んだ画像が楽しめる。
360度カメラは、スマホに取り付けるレンズタイプのものと360度カメラ単体のものの大きく二つの種類がある。スマホに取り付けるタイプでは、Insta 360が手頃に使える。使いたいときだけ、スマホのレンズ部分に取り付ければいい。単体のカメラでは、リコーのかTHETAが安定して使える。
今年の桜は、ポートレート機能や360度カメラを駆使してこれまでとは違った作品作りにトライしてみてはいかが。