フィリピン北部の経済都市へ週3往復、片道5960円から
ジェットスター・アジア航空(以下、ジェットスター・アジア)の大阪(関西)=クラーク線が2018年3月27日に就航した。この空港間での直行便就航は初。週3往復で、片道5,960円より販売する。大阪からの初便の出発前には搭乗ゲートの前で記念撮影なども行われた。
クラークはマニラから車で約2時間の場所に位置する都市で、近年、フィリピン政府が進める再開発計画もあって日系企業が既に20社ほど進出するなど、日本とのビジネスでの行き来が盛んになりつつある。2017年11月にはアセアン(東南アジア諸国連合)首脳会議などもクラークで開催された。
この就航により、ジェットスターは日本=フィリピン間の運航が週最大42便となるなど、他のLCCなどに先駆けてフィリピン路線に力を入れている。
【運航スケジュール】
3K778 大阪(関西)-クラーク 12時55分発/16時15分発
3K777 クラーク-大阪(関西) 7時発/11時55分発
※運航はいずれも火・木・土。時刻は現地時間
関空では就航記念イベント、初便はほぼ満席で出発
就航当日、大阪の関西国際空港では就航記念イベントが実施された。
まず、チェックインカウンターがジェットスターのバルーンで彩られ、ジェットスターのマスコットキャラクター「ジェッ太」がチェックインを終えた搭乗客をお見送り。そして、スタッフが搭乗記念グッズを手渡した。ここで一緒に記念撮影をする搭乗客も多かった。
その後、搭乗ゲートでもスタッフが記念ボードを手に持ち、搭乗客を見送った。なお、使用機材はエアバスA320型機(180席)。
大阪からの初便となった3K778便はほぼ満席で、定時に出発し、フィリピンのクラーク国際空港に向かった。
フィリピン政府が経済支援するクラーク、近郊へ観光も
ジェットスター・アジア航空はシンガポールを拠点に2004年12月に就航し、アジア太平洋地域で13か国・地域26都市に就航し、週600便以上を運航するLCC。今回はシンガポール=クラーク線を延長する形での大阪(関西)への就航となった。
ジェットスターによると、大阪(関西)=クラーク線での乗客の割
LCCならではのリーズナブルな運賃に加え、平日や週末に利用しやすい運航スケジュールは利便性も高く、ジェットスターが既に運航するマニラ便などと合わせての旅もおすすめだ。
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