かき氷ブームは2016年も続く

ここ数年、かき氷人気が止まりません。

昨年、台湾の大人気かき氷専門店「アイスモンスター(ICE MONSTER)」が日本初上陸を果たし、連日大行列となった辺りがブームの最高潮という見解もありましたが、2012年にスタートした“かき氷の祭典”「かき氷コレクション」は、昨年同様に六本木ヒルズで開催中。まだまだ、ブームに陰りは見えません。

そもそも、かき氷はパンケーキ同様、私達日本人が子供のころから慣れ親しんできた懐かしのスイーツ。それが、氷の削り方の工夫でフワフワ食感に進化。さらに、味やビジュアルのバリエーションが増え、ますます夏の国民食ならぬ国民スイーツとしての地位を確立しています。
 

今年注目のかき氷1:アンダーズ東京の「濃厚フルーツ」かき氷

もちろん、今年デビューのかき氷も続々と登場。

例えば、虎ノ門ヒルズ内にあり、ラグジュアリー ホテルとして知られるハイアットグループが手がけたライフスタイルホテル「アンダーズ東京」ペストリーショップ

こちらのペストリーシェフは、2012年3月にパリの洋菓子世界大会『ル・モンディアル・デ・ザール・シュクレ2012』での優勝をはじめ、数々の製菓コンクールで優勝・準優勝を果たしている実力派の岡崎正輝氏。
 

「白桃といちご」

「アンダーズ東京」ペストリーショップの「白桃といちご」。シェフ厳選のフルーツが贅沢に使われている

「白桃といちご」¥950(税サ別)は、岡崎シェフが厳選した国産の新鮮なイチゴとジューシーな白桃を贅沢に使用。氷の上だけではなく、中にも濃縮した桃シロップと練乳がという、ありそうでない組み合わせ。
 

「パッションフルーツマンゴー」

「パッションフルーツマンゴー」は程よい酸味と甘さのバランスが絶妙

「パッションフルーツマンゴー」¥750(税サ別)は、パッションフルーツとフレッシュマンゴーを煮詰めて作ったソースと練乳がたっぷりかかっていて、程よい酸味と甘さのバランスが絶妙。

どちらも、フレッシュフルーツの果肉が贅沢にトッピングされているだけではなく、中にもたっぷり。世界大会優勝シェフが手掛け、とっても贅沢な味わいなのにお手頃価格というのも注目を浴びそう。
 

今年注目のかき氷2:トップブロガーこだわりのかき氷

また、スイーツのトップブロガーあまいけいき氏も銀座に期間限定で「銀座かきごおり・寿(ことぶき)」をオープン。

あまい氏は、かき氷通の間では話題の武蔵小山のらーめん&かき氷カフェ「はいむる珈琲店」のかき氷を、ただ銀座に持ってくるだけでなく、スイーツブロガーとしての人脈を生かしオリジナリティを加えたのがこだわり。

自由が丘の人気パティスリー「マンジェ・ササ」監修のフルーツソースを取り入れ、和のかき氷にフランス菓子のエッセンスをプラスし、唯一無二に仕上げているのも自慢。
 

「銀座かき氷 フランボワーズ」

あまい氏が手掛けた「銀座かき氷 フランボワーズ」はリッチな味わい

「銀座かき氷 フランボワーズ」¥1200円は、そのパティシエメイドな濃厚なフランボワーズと杏仁ソースのマリアージュが素晴らしく、まるでガトーのようにリッチな味わい。
 

今年注目のかき氷3:味も香りも食感も注目 「お茶」かき氷

さらに、今年3月7日、東銀座にオープンしたホテル「東急ステイ銀座」の1階にある「茶CAFE 竹若」でも、新感覚のかき氷を発売。

島根県松江の中村茶舗のものを使用するなど、その名の通りお茶にこだわる新店で6月新発売の新メニューは、ただ選りすぐりの茶葉を使用するだけでなく、ティラミスやエスプーマを乗せたアイデアで話題になっています。

「ほうじ茶ティラミスのかき氷」

「ほうじ茶ティラミスのかき氷」はカラフルなあられが食感のアクセントになっている

「ほうじ茶ティラミスのかき氷」¥980(税込み)は、香り高いほうじ茶ソースがたっぷり染み込んだ氷に、既存の「抹茶ティラミス」をアレンジした濃厚なほうじ茶ティラミスをのせたもの。カラフルなあられのトッピングが、彩りだけでなく食感のアクセントに。

「抹茶のエスプーマ」

「抹茶のエスプーマ」はトロっとクリーミーで癖になる

「抹茶のエスプーマ」¥980(税込み)は、抹茶ソースがたっぷり染み込んだ氷に、フンワリと抹茶のエスプーマをかけていて、トロッとクリーミーなエスプーマの食感が印象的。

年々加速するブームの中で、昨年は今までにないビジュアルが話題になりがちでしたが、実力派パティシエの参入など、ソースやトッピングのクオリティに各段の進化がみられるのが2016年の傾向。この夏は、昨年までのブームには無関心だった“味にこだわる大人”さえも巻き込むことになりそうです。
 

オマケ情報:かき氷だけじゃない! 大人味のアイスバー

和のかき氷を紹介しましたが、かき氷同様に夏の懐かしいスイーツとして、アイスバーにもこだわりの和の大人味が登場。

アイスバー

「フランボワーズぜんざい」(左)と「ほうじ茶黒豆」のアイスバー

京都・本くず氷 清水店」では、奈良で400年の伝統がある宮内庁御用達の「吉野葛本舗 黒川本家」の吉野本葛を使い、合成色素や白砂糖を使わず、甘みもオーガニックのアガペシロップなどで甘みを加えたもの。ヘルシーさもイマドキですが、特筆すべきはその上品な味わいと食感。

今年6月からの新商品2種は、小豆にフランボワーズの酸味が効いている「フランボワーズぜんざい」¥500(税込み)と黒豆の甘さがまろやかな「ほうじ茶黒豆」¥700(税込み)。どちらも、少し溶かすとプルプルして、まるで葛餅のよう。

東京では販売していないので、この夏、京都へ行く予定がある方は是非!