平昌五輪のスケジュールは? 注目競技の日程と見どころ、注目選手

2月9日(金)から25日(日)まで、韓国・平昌(ピョンチャン)で第23回五輪冬季競技大会(平昌五輪)が開催されます。 17日間に、7競技102種目が実施されます。

平昌ってどんなところ?

平昌
平昌のスキージャンプ台(写真:PIXTA)

2月9日(金)から25日(日)まで、韓国・平昌(ピョンチャン)で第23回五輪冬季競技大会(平昌五輪)が開催されます。 17日間に、雪や氷の上で行われるウィンタースポーツ、7競技102種目が実施されます。
 

平昌(ピョンチャン)は韓国の東北部に位置し、山々に囲まれたスキーリゾート地です。首都のソウルからは高速鉄道で約1時間、仁川空港からだと約2時間程度で行くことができます。緯度は日本でいうと新潟と同じです。日本との時差はなく、そのままの時間で観戦することができるので、リオ五輪の時のように「寝不足」になったりする必要はありません。
 

123人の選手が選出!メダル9個が目標

壮行会
平昌五輪の出場選手らの壮行会(All About NEWS編集部撮影)

日本代表選手団は選手123人を含む267人で構成され(前回大会のソチ五輪では113人でした)、主将には初の金メダル獲得を目指すスピードスケートの小平奈緒選手が、旗手には8大会連続出場となるスキージャンプの葛西紀明選手が務めます。なお、1月24日、太田体育館で東京都の大田区総合体育館で行われた結団式での団旗授与では、海外遠征中の葛西選手に代わり、スキージャンプの高梨沙羅選手が団旗を受け取りました。
 

平昌五輪ではメダルを9個獲得することが目標だと、日本代表選手団の記者会見で明らかにされています。ちなみに、冬季競技大会で日本はどれぐらいメダルを獲得しているのかというと、最多は自国開催だった1998年の長野五輪で10個獲得しています。海外開催だけでみると、前回のソチ五輪の8個が最多です。もちろんメダルに限らず、選手が持てる力を十分に発揮し、熱い、記憶に残るドラマがたくさん生まれることに期待をしたいです。
 

注目選手が登場するのはいつ?競技や主要イベントの日程

開会式は2月9日(金) 20時から始まりますが、開会式よりも早く実施される競技もいくつかあるので、注意が必要です。8日にはカーリングの混合ダブルス(総当たり戦の2試合、日本は不出場)、スキージャンプ ノーマルヒルの予選が行われます。9日にはスキーフリースタイル モーグルの予選などが行われるほか、注目のフィギアスケート団体戦も始まります。
 

気になるスケジュールは以下の通りです。

  • 開会式 2月9日(金)20時~
  • 閉会式 2月25日(日)20時~

なお、開会式には安倍晋三首相も出席することが発表されています。

 

◆スキー/ジャンプ

8大会連続出場となる葛西選手、海外大会で実績を残している高梨選手や伊藤有希選手らに注目が集まります。

  • 男子ノーマルヒル 8日(予選)、10日
  • 男子ラージヒル 16日(予選)、17日 
  • 男子ラージヒル団体 19日
  • 女子ノーマルヒル 12日

 

◆スキー/ノルディック複合

ソチ五輪で、ノーマルヒル個人で銀メダルを獲得した渡部暁斗選手は4大会連続出場になります。今回も、優勝候補の一角とみられています。

  • ノーマルヒル:14日/ラージヒル:20日/ラージヒル団体:22日

 

◆スキー/スノーボード

ソチ五輪のメダリストである平野歩夢選手、平岡卓選手、竹内智香選手らが順当に代表入り。鬼塚雅選手や岩渕麗楽選手ら新戦力も注目です。

  • 女子 ハーフパイプ:12~13日/スロープスタイル:11~12日/ビッグエア:19・23日/パラレル大回転:22・24日
  • 男子 ハーフパイプ:13~14日/スロープスタイル:10~11日/ビッグエア:21・24日/パラレル大回転:22・24日

 

◆スケート/スピードスケート

好調を維持する主将の小平奈緒選手は500m、1000m、1500mに出場予定で、メダル獲得を目指します。高木美帆選手も好調を維持しており、1000m、1500m、3000m、チームパシュート(団体追い抜き)に出場予定。男子では、500mの加藤条治選手は4大会連続出場です。

  • 女子 500m:18日/1000m:14日/1500m:12日/3000m:10日/5000m:16日
  • 男子 500m:19日/1000m:23日/1500m:13日/5000m:11日/10000m:15日
  • チームパシュート 男子予選:18日/女子予選19日/男女決勝:21日
  • マススタート 男女ともに24日

 

◆スケート/フィギュアスケート

ソチ五輪で金メダルを獲得した羽生結弦選手は、ケガの影響によって団体戦は不出場との報道もありました。回復状況に注目が集まります。台頭してきた宇野昌磨選手をはじめ、田中刑事選手、宮原知子選手、坂本花織選手らの活躍に期待がかかります。

  • 団体 9、11、12日
  • 男子シングル 16~17日
  • 女子シングル 21、23日
    ※エキシビションは25日

 

女子アイスホッケー

平昌五輪出場をいち早く決めた女子日本代表「スマイルジャパン」。まだ五輪での勝利はないですが、メダル獲得に向けた強化は順調だといいます。

  • 総当たり戦:10日(vsスウェーデン)/12日(vsスイス)/14日(vs韓国)
  • 準々決勝:17日/順位決定ラウンド:18日/準決勝:19日/5~8位決定戦:20日/3位決定戦:21日/決勝:22日

 

◆カーリング

男子のカーリング出場はなんと20年ぶり。女子は長野五輪から6大会連続出場、メダル獲得が期待されています。

  • 男子 総当たり戦:14~21日(19日を除く)/準決勝:22日/3位決定戦:23日/決勝:24日
  • 女子 総当たり戦:14~21日(16、18日を除く)/準決勝:23日/3位決定戦:24日/決勝:25日
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