帆船日本丸は88歳!1月27日の進水記念日は入館無料&1000人に餅配布

帆船日本丸・横浜みなと博物館(横浜市西区)で2018年1月27日に「帆船日本丸88回目の進水記念祭」が開催される。進水とは船が初めて海に浮かぶ日のことで、船の誕生日にあたる。通常は有料の帆船日本丸船内と併設する横浜みなと博物館が無料で見学できる。

88歳を迎える帆船日本丸をお祝いする進水記念祭とは

帆船日本丸の進水記念日には「満船飾(まんせんしょく)」が行われる(2015年1月27日撮影)
帆船日本丸の進水記念日には「満船飾(まんせんしょく)」が行われる(2015年1月27日撮影)

帆船日本丸・横浜みなと博物館(横浜市西区みなとみらい2-1-1)で2018年1月27日(土)に「帆船日本丸88回目の進水記念祭」が開催される。進水とは船が初めて海に浮かぶ日のことで、船の誕生日にあたる。帆船日本丸が88歳を迎えることを記念誌、通常は入館料が必要となる帆船日本丸船内と併設する横浜みなと博物館が無料で見学できる。

進水記念祭では、帆船日本丸に乗船した先着1000名に日本丸の焼き印が入った餅が配布されるほか、横浜のご当地ヒーロー・横浜見聞伝スター☆ジャン ショー(12:00~/14:00~、日本丸メモリアルパーク)、キッズのためのクイズラリー(横浜みなと博物館常設展示)を開催。船と同じく88歳の方にはポストカードのプレゼントも(要年齢がわかる証明書の提示)。合わせて、船でお祝いの時に、船首からマストの頂点を経て船尾まで、国際信号旗を掲揚する「満船飾(まんせんしょく)」も行う。

 

2017年に国の重要文化財に指定された貴重な船内を見学しよう

ピカピカに磨き上げられたレトロな計器類はフォトジェニック!(2017年1月2日撮影)
ピカピカに磨き上げられたレトロな計器類はフォトジェニック!(2017年1月2日撮影)

帆船日本丸は、1930(昭和5)年に建造された練習帆船で、1984(昭和59)年まで54年間活躍。地球を45.4周する距離(延べ183万km)を航海し、1万1500名もの実習生を育ててきた。1985(昭和60)年4月より、みなとみらい21地区の石造りドックに現役当時のまま保存し、一般公開している。

担当者は「2017年に帆船日本丸は海上で保存されている帆船として日本初となる、国の重要文化財に指定されました。帆船日本丸の88歳の誕生日をお祝いいただくとともに、可能な限り当時の姿のまま保存されている船内をぜひご見学ください」とPRしている。帆船日本丸・横浜みなと博物館の見学時間は10:00~17:00(入館は16:30まで)。


URL:帆船日本丸・横浜みなと博物館

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