日本で世界遺産が一番多いといえば奈良県。「法隆寺地域の仏教建造物」「古都奈良の文化財」「紀伊山地の霊場と参詣道」と、世界遺産が三つある都道府県は、奈良県が唯一です。そして2018年は、そのうちの一つ「古都奈良の文化財」が、1998年に登録されてから20周年を迎える記念すべき年。他にもメモリアルイヤー満載でプレミアムな体験の機会も多くなりそう。貴重なチャンスを見逃さないように、2018年はアンテナ高めに奈良の情報をチェックしておきましょう。

平城宮跡地
世界遺産「古都奈良の文化財」を構成する平城宮跡

 

おさらい!世界遺産「古都奈良の文化財」とは?

登録20年を迎える「古都奈良の文化財」は、東大寺、興福寺、春日大社、元興寺、薬師寺、唐招提寺、平城宮跡、春日山原始林 の8つの資産で構成されています。710年から784年まで日本の首都として栄えた地であり、中国・韓国の影響を受け発展した文化は、日本文化の礎となっています。

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シルエットが美しい興福寺の五重塔(奈良県庁屋上からの眺め)

世界遺産を構成する8つの資産は、いずれも奈良市内にあり、アクセスが良く気軽に訪れることができます。神社仏閣の中で異彩を放つ「春日山原始林」は、春日大社の神山として伐採や狩猟が長年禁じられ、大木が生い茂り、珍しい生態系が息づく地。遊歩道でじっくりと自然や歴史を体感したり、奈良奥山ドライブウェイの車窓から、信仰の地として守られてきた自然の営みを垣間見ることもできます。
 

2018年は春日大社創建1250年、興福寺中金堂の落慶など

世界遺産以外にも、2018年が大きな節目となる奈良。春日大社は創建1250年で、今年いっぱいの期間限定で(~2018年12月31日)、「御創建1250年奉祝特別御朱印」を授かることができます(初穂料300円)。同じく世界遺産である元興寺も、前身の飛鳥にあった法興寺から奈良に移り1300年で、様々なイベントが計画されています。興福寺では再建をすすめていた中金堂が、2018年に落慶を予定。詳細の発表はまだですが、こちらも記念イベントなどの催しが期待されます。

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 1300年のメモリアルを迎える元興寺。前身の寺から受け継いだ1400年前の古代瓦も現役

 

JR東海キャンペーン実施。東大寺時間外参拝など限定ツアー募集中

JR東海では「うまし うるわし 奈良」のキャンペーンを実施中。ホームページも新しくなり、神社仏閣はもちろん、町家などを改装した店や可愛らしいおみやげ、スタイル別の宿など、様々な視点で楽む奈良の魅力が満載です。

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間近で見る東大寺盧舎那仏像は迫力も

首都圏では「うまし うるわし 奈良」のCMが流れていますが、2018年最初にフォーカスしているのは東大寺の盧舎那仏像。大仏殿の時間外特別参拝がついたプレミアムなツアーもJR東海ツアーズなど旅行会社から販売中(2月12日出発まで)。
 

ツアー限定の時間外特別参拝は、僧侶の方の案内でゆっくりと拝観でき、通常立ち入ることができない盧舎那仏像が鎮座する基壇に登壇、間近で参拝ができる非常に稀な機会です。申し込みは出発の16日前まで(最終申し込みは1月27日)。ご興味がある方は早めにお申し込みください。
 

「東大寺大仏殿と奈良大和四寺巡礼の旅」 (JR東海ツアーズ +50) 

奈良
四季折々の魅力が満載

いかがでしたか?20周年の具体的なイベントなどは、順次発表がされていく模様。また夏の風物詩となった燈火会も今年は20回目、大人気の秋の正倉院展も70回目で、平成最後の開催となります。ぜひ2018年は四季折々、奈良の旅をお楽しみください