ビター、ミルク、ホワイトに続く、新チョコレートが誕生
スイスを拠点とするチョコレートメーカー「バリー・カレボー」が開発した、ピンク色のチョコレート「ルビーチョコレート」が、世界で初めて商品化され、日本・韓国で同時発売されることが決まりました。
ビター、ミルク、ホワイトに続く、全く新しいチョコレートの誕生は、2017年秋、上海のプレスイベントで発表されてニュース記事となり、世界中のチョコレートファンの注目を集めていました。
販売される「サブリム ルビー」はフルーティな味わいと酸味が特徴
そんな注目のチョコレートが、1月19日(金)から「キットカット ショコラトリー」店舗と、オンライン通販サイトで、スペシャルなキットカット「サブリム ルビー」として登場。独占販売となります。
販売される「サブリム ルビー」は天然の美しいピンク色と、フルーティな味わいと酸味が特徴です。イチゴなどのベリーを使わずして、このピンク色、そしてベリーのような酸味。そのヒミツはルビーカカオと呼ばれる、カカオ豆にあります。
このカカオ豆は、ブラジル、コート・ジボワールなどいくつかの産地のもので、ルビーカカオとしての特定の条件を満たしたもの。自然なベリーの風味を持ち、人口の着色料を用いることなく、自然なピンク色になります。
ネスレがホワイトチョコレートを開発して約80年…
ネスレがホワイトチョコレートを開発し、認められてから約80年。バリーカレボーが開発した「ルビーチョコレート」が、ネスレによって「メイドインジャパン」のキットカットとして商品化されるのも、夢のあるストーリーと言えます。
サクッとしたウェハースを、フルーティなピンクのチョコレートが包み、一見、イチゴのチョコレートのように見えますが、実はチョコレート史上初の味わい。パティシエの高木康政氏が監修しています。
キットカットのプレミアムブランドである「キットカット ショコラトリー」のシグネチャー商品である「サブリム」シリーズの最新フレーバー。1月19日から25日まで限定で、1本から購入することが可能です。
2月1日からは、ビター、ミルク、ホワイト、ルビーと、4種のチョコレートをアソートにしたセットをバレンタインに向けて販売。
18日、都内で開催された新作発表会では「ル パティシエ タカギ」オーナーシェフ 高木康政氏、ネスレ日本株式会社 常務執行役員 セドリック ラクロワ氏、バリー・カレボー社 マーケティングディレクター バス スミット氏が登壇し、ルビーチョコレートの開発について、日本市場への期待を語りました。
チョコレートバーの仕上げるために10年の歳月を費やしたという