ナイトタイムエコノミーとは?
ナイトタイムエコノミーとは、訪日外国人が増す中で、観光資源の提供が集中しがちな日中だけではなく、夜(ナイトタイム)に観光資源を充実させ、消費拡大と観光客の満足度UPを図ろうという施策です。観光庁の調べによると、2016年訪日外国人一人あたりの消費額は15.6万円。これを2020年には20万円まで高めることが目標として掲げられており、新たな観光消費の機会として、夜(ナイトタイム)が注目されているのです。
具体的には、美術館や博物館などの開館時間の延長、観劇などのエンターテイメントを夜遅い時間帯に開催する、あるいは現状も夜間営業をしているもの(カラオケ、居酒屋、屋形船など)の周知などがあげられます。また都市部だけではなく、地方でどう取り組むかも検討がされています。ナイトタイムエコノミーの施策が進めば、海外からの旅行者は勿論、私たちも、旅先あるいは仕事帰りに楽しむ選択肢が増え、恩恵がありそうです。
食のエンターテイメントスポット「DINING & BAR TABLE 9 TOKYO」がオープン!
ナイトタイムエコノミーが注目される中、羽田空港からアクセス至便で海外からの旅行者も多い品川では、今週新たな施設がオープンし話題を集めそうです。その施設というのが、12月13日(水)に、品川プリンスホテル メインタワーの最上階39階にオープンする、食のエンターテイメントスポット「DINING & BAR TABLE 9 TOKYO」。
地上140M、窓の外には360度「THE東京」ともいうべき圧巻の景色が広がり、内装は“うつろい”をテーマに、日本の伝統的な和のモチーフを取り入れたコンテンポラリーなデザイン。特筆すべきは約2000平米という広さ。ホテルのワンフロアを利用した超大型の食のエンターテイメントスポットは、料理やサービスが異なる特徴的な9つのエリアで構成され、ディナーから飲み会、会合から個人利用まで、あらゆるニーズに対応するといいます。
9つのエリアの中には、DJブースを配した「NINE BAR」、世界のウイスキーが楽しめる落ち着いた印象の「WHISKY BAR」、オリジナルカクテルが売りの「COCKTAIL BAR」、と3つのバーがあり、いずれも早朝4:00まで営業。窓に目をやれば東京の夜景が眼下に広がり、東京のナイトタイムをしっかり楽しめます。
フエルサ ブルータ「WA!!」は、最終20時スタート&ロングラン決定!
品川プリンスホテル ステラボールでは、南米アルゼンチン発、世界30の国以上で公演を行う人気パフォーマンス集団「フエルサ ブルータ」が、日本の伝統文化をインスパイアーした演目「WA!!」を公演中。
こちらは、最終20時スタートの回もあり、ちょっと早めに夕食をすませて観覧する夜の楽しみとしてぴったり。掟破りともいうべき想定外なパフォーマンスは、「観る」というよりも「感じる」という言葉がふさわしい内容で、新しいスタイル。しかも写真も動画もOKというから、感動を友人とシェアして楽しめます。
現在2018年2月28日までの公演予定が発表され、既にロングランも決定済み(詳細は2018年1月発表)。しかも2017年12月14日から始まる第三期は、通常8,700円のチケットが、観覧の前月24日までなら早割(4,350円)、公演前日までなら前割(5,800円)など、お得に。各回50人限定で、学割(3,980円)チケットもあります。
午前0時までオープンのテニスコートに、映画館は21時以降スタートも
他にも品川近辺には、夜に楽しめるスポットが多くあります。例えば高輪テニスセンターは、営業時間が午前7:00から、夜中の0:00まで。週末(金・土・祝前日)は、24時間オールナイトで営業します。ゴルフやボーリングセンターは22:00まで営業(ボーリングセンターは金のみ23:00)。
また、映画館「T・ジョイ PRINCE品川」は、ホテル内にあり、 IMAXデジタルシアターを含む11のスクリーンでは、最新作をはじめとした話題作を上映。21時以降にスタートするプログラムも多数あります。
いかがでしたか? 仕事帰りでも思いっきり楽しめそうな印象をもたれたのでは? 旅行者の限られた時間をフルに活用しで満足度と消費を生み出すナイトタイムエコノミー。今後の動きにも注目です!
<参考>