横浜DeNA、オールラウンダーとして活躍する大和選手を獲得

横浜DeNAベイスターズは、2017年11月30日(木)に阪神タイガースからフリーエージェント(FA)となっていた大和選手の入団を発表した。背番号は「9」。大和選手は2005年、樟南高校(鹿児島県)からドラフト4位で阪神に入団。守備では内外野をこなし、打撃では2017年シーズンからはスイッチヒッターに転向し、オールラウンダーとして活躍してきた。12月4日(月)に行われた入団発表記者会見の模様を紹介。

横浜スタジアム前でガッツポーズする大和選手(2017年12月4日撮影)
横浜スタジアム前でガッツポーズする大和選手(2017年12月4日撮影)

 

高田GM熱望「大和選手には何としてでも来てもらいたい」

同席した横浜DeNAベイスターズの高田繁GMは、大和選手の獲得について次のように述べた。

大和選手獲得の理由について話す、横浜DeNAベイスターズの高田繁GM(左、2017年12月4日撮影)
大和選手獲得の理由について話す、横浜DeNAベイスターズの高田繁GM(左、2017年12月4日撮影)

「大和選手は、DeNAに来るにあたり、ずいぶん悩んだことと思います。DeNAはFAの選手を獲得して強くしようとする球団ではありませんが、大和選手には何としてでも来てもらいたいと。(交渉)解禁後、すぐに大阪に飛んで行きました。内野でも外野でも、どこを守ってもゴールデングラブがとれるほどの守備の名手ですからね。ラミレス監督には、調子が悪くても替える選手がいないという面で、ずいぶん迷惑をかけました。1点を取ることも大事ですが、失点を防ぐこともチームにとって大事なこと。大和選手にはそれができる。打撃のほうでは、ウチは左打者が多いので、スイッチヒッターとして打線に加わってもらえるだろうと。2割5分打ってくれれば十分。大和選手の加入で、優勝を狙える、いい戦いができるチームになると思います」(高田GM)
 

「新しいユニホームでチームが日本一になれるようがんばりたい」

大和選手は緊張した面持ちで「高田GMのお話を伺い、DeNAに力を貸したい、このチームでやるんだ、という気持ちが大きくなりました。来年からは新しいユニホームを着て戦うことになりますが、少しでもチームに貢献できるよう、チームが日本一になれるよう、がんばります」とあいさつした。

緊張した面持ちで記者会見に臨む大和選手(2017年12月4日撮影)
緊張した面持ちで記者会見に臨む大和選手(2017年12月4日撮影)

 

DeNAを選んだ決め手は「守備力を高く評価してくれたこと」

続いて、「DeNAを選んだ決め手は?」という記者からの質問に、次のように答えた。


「高田GMからは『守備でチームの力になって欲しい』と言われました。守備について、一番評価していただいたのがDeNA。セカンドでもショートでも、実力で勝負したい。12年間プレーしたタイガースに愛着はありましたが……、ゲームに出たいという自分の気持ちもあり、いろいろと葛藤がありました。色々な方から、ゲームに出られる確率が高いのなら、そちらの道を選んだ方がよいのでは、というアドバイスをもらい、環境を変えてやってみようかなと。自分が一番輝ける時期というのは少ないですから、チャンスに飛び込んでいこうと思いました」(大和選手)

新しいユニホームで「日本一になります!」と決意を述べた大和選手に帽子をかぶせる高田GM(2017年12月4日撮影)
新しいユニホームで「日本一になります!」と決意を述べた大和選手に帽子をかぶせる高田GM(2017年12月4日撮影)

 

新たな背番号「9」で心機一転!「ずるずるいってしまわないよう」

大和選手の新しい背番号は「9」。阪神時代の背番号「0」も空いていたというが……?「0のままだとずるずるいってしまうと感じたので、新しい番号を選びました」と、その理由を説明。また「DeNAの選手に連絡はしましたか?」という質問には笑顔で、同郷(=鹿児島県)の戸柱(恭孝)選手に「友だちがいないからよろしくね」と、話したことを明かした。

横浜DeNAベイスターズファンは大和選手の「I ☆ YOKOHAMA」がヒーローインタビューで聞けることを心待ちにしていることだろう(2017年12月4日)
横浜DeNAベイスターズファンは大和選手の「I ☆ YOKOHAMA」がヒーローインタビューで聞けることを心待ちにしていることだろう(2017年12月4日)

古巣・阪神ファンの声援について「いい時も、悪い時も、声援だったり、野次だったり……精神的に強くなったと思います。大観衆の中で野球ができたことは、自分にとっていい経験でした」と感謝の念を述べつつも、「DeNAは若手の選手が活躍しているな、という印象がありますが、自信がなければ、ここには来ていない。優勝するためにここへ来ました。自分が決めたからには、タイガースを倒し、日本一になります!」と、力強く抱負を語った。


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