国内向けモデルの充実化を図っているホンダ
新型シビック、新型N-BOXと立て続けに新型モデルをリリースし、フィットやステップワゴンをマイナーチェンジさせるなど、国内向けモデルの充実化を図っているホンダ。
10月25日に迫った(一般公開は10月27日〜11月5日)、2017年の東京モーターショーでもワールドプレミアとなる「Honda Sports EV Concept」、新型CR-Vなどの注目モデルが出展される。
コンパクトスポーツEV「Honda Sports EV Concept」
世界初公開の「Honda Sports EV Concept」は、コンパクトサイズのボディに、EV性能と人工知能(AI)を組み合わせ、クルマとの新たな一体感が得られる運転感覚を目指した開発したそうだ。
下記で紹介する日本初公開となる「Honda Urban EV Concept」とプラットフォームを共有しながら、多彩なライフスタイルに自然と溶け込む親しみやすいデザインが採用され、EVでありながらホンダらしく次世代のスポーツカーを目指したとしている。
将来の量産EVの方向性を示唆する「Honda Urban EV Concept」
今年9月のフランクフルトモーターショーで世界初公開された「Honda Urban EV Concept」は、新開発のEV専用プラットフォームを採用し、将来の量産EVモデルの技術とデザインの方向性を示すモデルで、愛らしいフロントマスクは子どもからお年寄りまで幅広い年齢層に受けそうだ。
同じく日本初公開となる「Honda NeuV(ホンダ ニューヴィー)」は、こちらも自動運転技術とAIによる可能性を模索するEVコンセプトモデル。ドライバーの表情や声の調子からストレス状況を判断して安全運転のサポートなどを提案している。
CR-Vが新型になって日本復活か!?
日本市場での復活が期待される新型CR-Vも注目だ。流行のSUVマーケットには、よりコンパクトなヴェゼルが投入されているが、乗用車感覚の走行性能と高い機能性を兼ね備え、世界160ヵ国以上で支持されているSUVの日本復活は朗報になりそう。
5代目となる新型CR-Vは、同モデル初となる2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」を搭載したFF車、そして4WD車をラインアップ。また、ガソリン仕様に新たに3列目シートを設定するなど、SUVに求められるユーティリティ性能も引き上げられている。