横浜中華街で日本最大級の「中秋大月餅」展示 中秋節に無料配布も

横浜中華街にあるローズホテル横浜で、「中秋大月餅」の展示が2017年9月1日からスタート。「中秋大月餅」は、直径約1メートル、重さは約60kg。1994年から行われている恒例行事で、中秋節(2017年は10月4日)に切り分けて無料配布する。

巨大な月餅の展示、一見の価値あり

「中秋大月餅」は直径約1メートル、重さは約60kg。中には黒あんと塩漬け卵の黄身が約700個入る(2017年9月1日撮影)
「中秋大月餅」は直径約1メートル、重さは約60kg。中には黒あんと塩漬け卵の黄身が約700個入る(2017年9月1日撮影)

横浜中華街にあるローズホテル横浜(横浜市中区山下町77)1階ロビーで、「中秋大月餅(ちゅうしゅうだいげっぺい)」の展示が2017年9月1日からスタートした。「中秋大月餅」は、直径約1メートル、重さは約60kg。1994年から行われている恒例行事で、中秋節(2017年は10月4日)に、同じ大きさのものを再度作製し、切り分けて約300名に無料配布する。
 

中秋節に欠かせない月餅とは

黒あんの中に満月に見立てた塩漬け卵の黄身=鹹蛋(タンファン)が入った月餅は、中秋節が近づくと横浜中華街の各店で販売が開始される。画像は重慶飯店「豆沙蛋黄大月餅(トウサタンファンダイゲッペイ、塩漬け卵黄身2個入、700円税別)
黒あんの中に満月に見立てた塩漬け卵の黄身= 鹹蛋(タンファン)が入った月餅は、中秋節が近づくと横浜中華街の各店で販売が開始される。画像は重慶飯店「豆沙蛋黄大月餅(トウサタンファンダイゲッペイ、塩漬け卵黄身2個入、700円税別)

中秋節は、日本でいう十五夜にあたるが、中国では豊作のお祝いの日であり、国民の祭日になるほどで、春節(旧正月)の次に大きな行事とされている。中秋節には月餅を家族そろって食べる習慣がある。今では一年中、店頭で販売される月餅だが、本来はこの時期に食べられるものなのだとか。月餅にはさまざまな種類があるが、とりわけ黒あんの中に満月に見立てた塩漬け卵の黄身が入った「 鹹蛋(タンファン)月餅」は、予約して買ったり、贈りあったりと、大切な存在とされている。
 

2017年で24回目! 巨大月餅の展示を始めた理由

2017年で24回目となる「中秋大月餅」の展示。中秋節に月餅を家族で切り分けて食べる、という中国の風習が日本でも広まって欲しい、との思いからスタートした。その努力が実り、中秋節の縁起物を食べようと、切り分けサービスの日は朝から長い行列ができるほどの人気となった。切り分けサービスは、10月4日にローズホテル横浜(11:30~)と重慶飯店別館(13:00~)で行われる予定となっている。
 

展示期間中(9月1日~10月4日)には、宿泊券や食事券、中華菓子等が当たる中秋節&大月餅に関するクイズも実施する。
 

  • 中秋大月餅展示

期間:2017年9月1日(金)~10月4日(水)
場所:ローズホテル横浜 1階ロビー
見学:自由
 

  • 中秋大月餅切り分け無料サービス

日程:2017年10月4日(水)
場所、時間:ローズホテル横浜 11:30~、重慶飯店別館 13:00~ ※いずれも予定
料金:無料、各先着300名
URL:ローズホテル横浜 http://www.rosehotelyokohama.com/

   

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