「現代を休む日」をテーマに、ラグジュアリーな宿として注目を集める「星のや」。軽井沢、京都、竹富島、富士、東京に続き進出したのは、なんと海外のバリ島! 今年1月、海外初の「星のやバリ」がオープン。今回は2泊4日の弾丸ツアーを決行し、訪れてわかった星のやバリの魅力とお得に旅するヒントを紹介します。
バリ島へは片道1万円台から!LCCのエアアジアXが就航!
バリ島へは、長らくガルーダ・インドネシア航空1社のみの運航でしたが、今年5月からLCCのエアアジアXが就航。バリ島には14:30着とタイムスケジュールもよく、料金は片道1万円代~と破格。交通費はお安く、現地で優雅にというメリハリ旅はおススメです。(※ただし遅延も多いので考慮を。私も2時間の遅延でした)
魅力1:全室ヴィラで広さ180平米超。星のやバリは2泊以上がお得!
星のやバリは全客室が戸建てのヴィラタイプ。広さは180平米以上(屋外含む)、運河プールへ直接入れ、カービングなど伝統工芸が光る客室はラグジュアリーな休日を約束してくれます。気になる価格は1泊1室9万ルピア(約75,000円)と、物価の安いバリでは高めの印象。でも、実は2泊以上だと料金がぐっと下がり、6連泊だと50%OFFになるプランを実施。このプランなら1名1泊あたり1万円をきって泊まれる日もあり、かなり手頃に滞在できます。星のやバリは、連泊での計画がお得です。
魅力2:ジャングルに面し、自然の中で身と心が癒される
星のやバリは、ウブドの東側、聖なる川に通じる渓谷にあり、目の前はジャングルというロケーション。鳥や動物が響き渡る中で、鳥かごのような「カフェガゼボ」で、お茶をしながら読書をしてのんびり……なんていう過ごし方がぴったり。
またジャングルの中へとゴンドラに乗っていくスパは、バリニーズの確かな施術と360度緑に囲まれた空間で、深い癒しを味わえます。
魅力3:朝夜のヨガ、バリの文化体験など無料アクティビティが豊富
朝と夜には毎日ジャングルに面したガゼボでヨガを実施。午前中にはバリ・ヒンズー教のお供えもの「チャナン」を作り、正装に身を包んでリゾート内にある寺院にお供えをするという貴重な体験ができるアクティビティも開催。14時からのインドネシアンティー、夕方にはガムランの演奏と、リゾート内でバリの生活や文化に触れることができます。
魅力4:ウブド市街地へは無料送迎バス、世界遺産の見学にも便利
ウブド中心地にはお洒落なカフェやお店が多く、夜にはバリ舞踊が開催され賑わいます。星のやバリからウブドの街中へは、車で30分ほど。無料の送迎バスが夜遅くまで運行し、気軽に夕食や舞踊の見学にもでかけられます。
また、2012年にウブドなど山間広域が世界遺産に登録。「バリ・ヒンドゥ教の哲学『トリ・ヒタ・カラナ』に基づくスバック(水路)による文化的景観」として寺院や棚田などの景観がが人気に。星のやバリの敷地にも現役のスバックが流れ、沐浴ができるティルタウンプル寺院など世界遺産にも近くて、見学にも便利です。
魅力5:一度は試したい!オープンテラスで頂く朝食&ディナー
レストランは渓谷に面したオープンテラスのメインレストラン。ここで一度は食べたいのが9種のトッピングで味付けし出汁をかけて頂くインドネシアのお粥「ブブール」。
そして夕食のコンテンポラリーバリニーズのコース料理。料理長は日本人で、繊細な和の技術とインドネシアの食材や香辛料が調和し、見た目にも美しく食欲をそそり、味も格別。
最後に:星のやバリを愉しむために、知っておきたいあれこれ
星のやバリへの滞在で知っておくといいことを最後にまとめておきます。
- 日本語は勉強中のスタッフが多く、プログラムなどは英語が中心(フロントには日本人スタッフがいます)
- 星のやバリではサービス料を設けており、チップは不要。多くのスタッフと接し迷いますが心配はいりません。
- ウブドへは空港から1時間半、送迎の確保が必要です。夕方着の場合は、空港に近いビーチで1泊してから向かうのもおススメ
- 星のやバリへの到着が夕方以降になる場合は、レイトチェックイン・アウトで最終日20時まで客室を利用できるプランがおすすめ
- バリ島へは3泊以上がおすすめ。日本への直行便は23時以降に出発するので最終日も夜まで満喫できます
いかがでしたか?バリ・ヒンドゥ教の哲学『トリ・ヒタ・カラナ』とは、神・人・自然の調和の大切さを説く教え。星のやバリには、施設やホスピタリティの随所にこの哲学が感じられます。ラグジュアリーな空間と、古くから栄えたバリの歴史の息吹、ぜひ両方を楽しんでみてください。
■施設データ
星のやバリ
星のや総合予約(9:00~20:00):0570-073-066