5ナンバー、3ナンバー登録の横向きシートが禁止に
キャンピングカー(簡易キャンパー含む)には多様な種類、価格帯があるが、2017年7月26日大変革の時を迎えた。7月26日以降に製造されたキャンピングカーなどの横向きシートが禁止になったのだ。
キャンピングカー(簡易キャンパー含む)は、ベッドに展開しやすい横向きシートがポピュラーで、トヨタ・ハイエースの10人乗り仕様がベースになっている。実際に10人は乗らなくてもベッド展開しやすいなどの利点があった。しかし、横向きに座らせることで、
これにより、こうしたバンコン(バンコンバージョン)と呼ばれるキャンピングカー、簡易キャンパーの横向きシートが禁止になり、キャンピングカー業界にとってひとつの変革期を迎えている。
なお、8ナンバー登録にすれば従来どおり横向きシートも可で、車両総重量10tを超えるバスも今回の法改正から除外(横向きシート可)されている。
7月26日以前に登録したキャンピングカーはこれまで通り使える
これにより、5ナンバーと3ナンバー登録車(4ナンバー登録車はすでに禁止)は、横向きシートタイプを前向きシートに作り直す必要があり、キャンピングカーのレイアウトが変わっているのだ。
また、8ナンバー登録車の取得要件である室内高1600mmなど、いくつか要件を満たす必要があり、床下を掘るような設計により、最も難しい取得要件の室内高1600mmを確保したモデルもすでに登場している。なお、7月26日以前に登録した現在の愛車は、もちろんそのまま乗ることができる。
ユーザーにとっては、8ナンバー登録モデルを購入するのか、