夏期限定のありあけ「馬車道アイスクリンハーバー」を食べてみた!
横浜土産スイーツなどを製造販売する「ありあけ」(横浜市中区)は、7月1日から新商品「馬車道アイスクリンハーバー」(以下、アイスクリンハーバー)を発売開始した。明治2年、横浜・馬車道で日本で初めて製造・販売されたアイスクリーム「あいすくりん」をイメージした味わいで、凍らせて食べると風味が増すという。これまで数々の定番&期間限定ハーバーを食べてきたが、凍らせて食べるハーバーは初めて。どんな味なのか、さっそく食べてみた!
帆船日本丸が描かれた、バニラ×空色のパッケージ
アイスクリンハーバーのパッケージに描かれているのは、今年、国の重要文化財に指定される帆船日本丸。2009年からハーバーのイラストを手掛ける、故 柳原良平(やなぎはら りょうへい)さんが描きおろしたものだ。バニラアイスを思わせるクリーム色と空色が印象的な上品なデザインとなっている。
帆船日本丸は1930年に建造された大型練習帆船で、現在は横浜・みなとみらい21地区の日本丸メモリアルパークで一般公開されている。ちなみに、帆船日本丸が描かれているアイスクリンハーバーとブルーベリーハーバーは帆船日本丸・横浜みなと博物館公認商品で、帆船日本丸建造100周年に向けて、1個あたり1円が保全活動に寄付される。
常温ではミルク風味は強いが「アイスクリン」感はそれほど…?
封を切ると、見た目は定番商品「ありあけ 横濱ハーバー ダブルマロン」とほぼ同じ。カステラ生地の中に入っているのは、「特製アイスクリン餡」だ。神奈川県伊勢原市にある石田牧場が、アイスクリンハーバーのために開発したという、バニラ・生クリーム・卵黄たっぷりのアイスクリームベースが使われている。まずはそのままで食べてみる。
薄くてもふんわりしているカステラ生地に包まれているのは、しっとりとした餡。ミルク風味とともに「ダブルマロン」と同じ栗の風味がするが、刻んだ栗の粒は入っていない。「これぞ、ハーバー!」という見た目、味わい、食感だが、「アイスクリン」感はさほど強くない印象だ。
凍らせると「アイスクリン」感も風味もアップ!
続いて、凍らせて食べてみる。5個入りパッケージに同封されている紙には「冷凍庫で1時間以上冷やすと、さらにアイスクリームのような風味が楽しめます。」と書いてある。冷凍庫で一晩、凍らせてみた。
驚くことに一晩凍らせても、カステラ生地のふんわりした食感はそのまま。餡はひんやりしていて、なるほど「アイスクリン」な感じ。常温のものよりも、アイスクリーム風味も強く感じる。
ありあけのホームページでは「冷蔵庫よりも冷凍庫の方が中心まで冷えるので、暑い夏のおやつにおすすめ!」と冷凍庫で冷やすことを推奨している。アイスクリンのような食感を楽しむにも、断然、凍らせて食べることをおすすめしたい。
お早目に!8月31日までの夏季限定販売を予定
「馬車道アイスクリンハーバー」は2017年夏季限定商品で、販売は8月31日(木)までを予定している。ラインナップは、単品178円、5個入り891円、8個入り(ダブルマロン&馬車道アイスクリンアソート)1425円(いずれも税込)。販売場所は、ありあけ本館(横浜市中区)を含む全直営店、百貨店、量販店、駅売店、高速道路パーキング、横浜市内お土産ショップ各店など。通販では、ありあけオンラインショップ、ありあけ楽天市場店など(取り扱い商品は店舗により異なる)。この夏限定のハーバー、一度試してみては。
URL:ありあけ
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