ニュージーランド航空 羽田便が7月21日から運航!満足度調査で高評価

ニュージーランド航空が羽田-オークランド線を7月21日に初就航する。週3便で、10月からは日本各地から同日乗り継ぎが行きも帰りも可能な時間帯に。ニュージーランド航空は日本人に特に人気が高い外資系エアライン。羽田からの直行便でますます便利になる。

羽田-オークランドは週3便、成田線も毎日運航中

ニュージーランド航空の日本路線では最新鋭のボーイング787-9型機で運航。成田に加え、7月21日から羽田にも就航する。

ニュージーランド航空が7月21日から、羽田-オークランドの路線に就航する。羽田発着の便は初。現在、毎日運航する成田-オークランドと合わせ、首都圏からニュージーランドへの直行便が1日2路線となる。
 

運航時間は、羽田発1時/オークランド着14時40分、オークランド発14時50分/羽田着23時。運航機材は最新鋭のボーイング787-9型機。便数は、羽田発が月・木・土、オークランド発が水・金・日の週3往復。

映画『ホビット』などのロケ地となったホビット村(Hobbiton)はニュージーランド屈指の人気観光スポット。

ニュージーランドは各地で自然にあふれ、ハイキングやアウトドアなどのアクティビティが楽しめる。また、近年はカフェ文化も盛んで、街歩きもおもしろい。治安も非常によいことで知られる。映画『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』のロケ地となり、世界中からファンが訪れる“聖地”ともなっている。
 

日本人に人気の外資系エアライン。エコノミー「スカイカウチ」が画期的

ニュージーランド航空は、日本人に人気が高い外資系エアラインの1つ。海外旅行検索・比較サイト『エイビーロード』が先に発表した「エアラインランキング2017」の総合満足度ランキングで、日本航空とANAに続き、3位にランクインした。

1列3シートがベッドのようになるエコノミー「スカイカウチ」。

まず、エコノミークラスでは、1列3シートがベッドになるエコノミー「スカイカウチ」が画期的。筆者も実際に成田-オークランドで搭乗して体験したが、足を伸ばして寝転がることができる、床に落ちる心配がないのは、長距離フライトでは疲れの度合いがまったく違い、オプション料金を支払っても乗る価値があると実感した。

ニュージーランド航空のエコノミークラス。機内エンターテイメントはラインナップが豊富で評判高い。

最新鋭のボーイング787-9型機の機内はまだ新しいのもあって清潔感があり、とても快適。機内エンターテイメントの種類も豊富で、タッチパネル操作で映画や音楽などが選べる。最新作はもちろん、映画『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』全6作品が常時揃うのも、ニュージーランド航空ならではだ。日本語が堪能な客室乗務員も最低1名乗務していて心強い。ニュージーランド産ワインがボトルでサーブされるのも、ワイン好きにはたまらない。
 

ビジネスクラスは“眠り”を重視したシート。ラウンジも要チェック

ビジネス・プレミアの機内食。ニュージーランド出身の人気シェフが監修する料理はレベルが非常に高い。

ニュージーランド航空の日本路線では、エコノミーのほか、ビジネス・プレミアとプレミアム・エコノミーの全3クラスがある。「ビジネス・プレミア」では、チョークカラー革製フルフラットベッドに、形状記憶マットレスと羽根布団で、他のエアラインと比べても“眠り”に力を入れている。こちらも実際に乗ってみて、ぐっすり眠ることができた。ニュージーランド出身の人気シェフが手がける機内食は、食材が新鮮かつ見た目がユニークなメニューで、とても美味しかった。
 

また、オークランド空港のラウンジも、出発前に楽しめるフードやドリンクが豊富に揃う。大きな窓からは滑走路やニュージーランドの光景が一望でき、緑を活かした内装もとても居心地が良かった。iPadのアプリを使ってオーダーするカフェもユニークだった。
 

10月30日から時間変更、同日乗り継ぎ可能でますます便利に

羽田-オークランドは10月30日から時間を変更し、日本各地からの同日乗り継ぎが行きも帰りも可能となる。

また、羽田-オークランド線は、10月30日からの冬季スケジュールでは、羽田発22時5分/オークランド着12時40分(翌日)、オークランド発23時5分/羽田着5時55分(翌日)と、出発と到着の時間が変更になる。便数は同じく週3往復。
 

この時間変更により、全国からの同日乗り継ぎが可能となり、ますます便利になる。国内線が充実する羽田空港を経由し、行きも帰りも前泊、後泊する必要がなくなるのは、地方在住者にとってありがたいのに加え、首都圏在住でも終電の時間を心配しなくていいのも大きいだろう。

日本からの直行便が到着するオークランドは、ニュージーランド随一の大都市。街歩きも楽しい。

使用機材も、ニュージーランドがオンシーズンとなる12月から、ボーイング777-200型機に大型化する。
 

なお、成田-オークランドも変わらず、週7往復で毎日運航中。関西-オークランドも昨年再開した季節運航便が10月27日から運航される。
 

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