2017年の「夏フェス」予定は?
いよいよ「夏フェス」が開催される季節がやってきた。すでにいくつかのフェスが開催され、芸能ニュースなどで取り上げられていたが、今後はフジロック、ロッキン、サマソニなどが控える(主な音楽フェスの日程はこちら)。
これら以外にも、近年は多種多様なフェスティバルが各地で開催されるようになっている。今年のフェスに参加するなら、最大限フェスを楽しむためのアイテムを確認し、事前に準備しておきたいところ。経験者の声などを集め、フェスへの持ち物をリストアップした。
フェスに行くなら絶対に必要なもの
まずは、忘れると会場で困るので必ず確認したいアイテムは以下の3つ。
<チェックリスト>
- □チケット
- □お金(会場付近にATMはないので要注意)
- □携帯など貴重品
また、フジロックのホームページなどを参考にすると、以下のような持ち物があると便利だと紹介されている。
<チェックリスト>
- □ハンドタオル
- □予備の着替え(汗をかいた時や、急な悪天候でも慌てないように持っておきたい)
- □帽子(日焼け、日射病対策に)
- □防寒着(夜の気温が下がるため。詳しくはこちらへ)
- □携帯灰皿(喫煙者は必須)
- □ポケットティッシュ
- □簡易救急セット(虫刺され対策の薬も準備したい)
- □懐中電灯(夜になると会場内も暗い)
- □ゴミ袋
- □雨具(詳しくはこちらへ)
- □テント泊に必要なもの(詳しくはこちらへ)
参加者に聞いた!フェスに持って行くと便利なグッズ
上記の基礎的な持ち物のほか、「あると便利」というアイテムについて、All About編集部が参加者に取材したところ、以下のようなアイテムがあがった。
<チェックリスト>
- □携帯できる折りたたみ椅子
- □日焼け止め
- □飲み物を保温できる魔法瓶
- □暑さ対策の冷却シート
- □ワンハンドトレー(片手で安定して持てる取手付きの皿)
なお、基本的には、どのフェスも飲料や食べ物の持ち込みが可能だが、フジロックやライジングサン、ロックインジャパンではビン・カンの持込が禁止されているので事前に確認してほしい。
100均で揃えられる夏フェスで便利なアイテム
また、アウトドア雑誌の編集長を務める小林孝延氏はAll Aboutの『100円ショップで揃う便利な夏フェスグッズ』で以下のような便利グッズが100円ショップで手に入るとして挙げている。以下は抜粋。
<チェックリスト>
- □防滴スマホケース(雨に降られた場合にスマホなどを入れる)
- □ジッパー付き保存袋(濡れてはいけない財布や貴重品などを入れる)。
- □虫除けリング(虫除けスプレーと併用がおすすめ)
- □冷却スプレー(炎天下の強い味方。扱い方には注意が必要)
- □レジャーシート(会場が芝生などの場合は必須。荷物置きなどにも使える)
- □ウォーターキャリー(熱中症を対策)
- □ウエットティッシュ
- □カラビナ(鍵や貴重品のポーチなど失くしがちなアイテムをつないでおく)
- □ペットボトルリングホルダー(ハンズフリーで使いやすい)
注意したい必須持ち物は「雨具」「雨対策」
雨具はキャンプ・登山用のしっかりしたレインウェアを準備したい。アウトドアナビゲーターの渡部郁子氏がAll Aboutの『参加する前に不安を解消! 夏フェス会場での注意点』でフェスでの持ち物や注意点を解説するなかで、雨対策の大切さを伝えている。
以前は、雨具の代わりにゴミ袋をかぶる人も見かけたが、「ゴミ袋では簡易的に雨をしのげたとしても、継続する本格的な雨には対応できないから」といい、現在は本格アウトドア用レインウェアを持参している人がほとんど。標高の高い場所で実施されるフェスもあり、雨に濡れると低体温症の危険もあるため、雨対策はしっかりと事前に準備することを渡部氏はお勧めしている。
また、多くのフェスで傘は持ち込み禁止だという。理由は傘を差すことでステージが見えなくなってしまうことや、標高が高い会場では雷が発生することも多く、傘を持っていると危険だからだという。
荷物が濡れないように、ザックカバーもなるべく用意してと、渡部氏は言う。
<チェックリスト>
- □アウトドア用レインウェア
- □ザックカバー
テント泊で必要な持ち物と宿泊に関する注意点
キャンプエリアで宿泊する人(キャンプサイト券が必要)は、テントや寝袋、ランタンなどオートキャンプをする際に持って行く持ち物をしっかり準備しておきたい。
なお、夏フェスでテント泊にせず、会場近くの宿泊施設を利用することも可能。しかし、会場近くに宿泊施設がない場合や、混雑のため宿泊施設の予約が難しかったり、料金が通常と比べて割高になったりするため、宿泊施設に関してはなるべく早めに調べておきたい。
ちなみに、夏フェスの場合、ゴールデンウィーク頃には予約が開始される宿もあるという。
どのような服装がよいか
動きやすい服装で、靴は汚れても良い、グリップの良いトレッキングシューズや履き慣れたスニーカーがお勧めという。
持ち物でも述べたように、会場は寒暖差も激しいため、全天候に対応できるような服装を心掛けると良さそうだ。
<チェックリスト>
- □動きやすい服装
- □汚れても良い靴
2017年の主なフェス日程
- 頂-ITADAKI-2017
日程:2016年6月3日(土)、4日(日)
会場:静岡 吉田公園特設ステージ - FUJI ROCK FESTIVAL’17(フジロック)
日程:2017年7月28日(金)、29日(土)、30日(日)
会場:新潟県湯沢町苗場スキー場 - ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017(ロッキン)
日程:2017年8月5日(土)、6日(日)、11日(金・祝)、12日(土)
会場:国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市) - RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017 in EZO
日程:2017年8月11日(金・祝)・12日(土)
会場:石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ - SUMMER SONIC 2017(サマソニ)
日程:8月19日(土)・20日(日)
会場:
<東京会場>ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ
<大阪会場>舞洲SONIC PARK(舞洲スポーツアイランド)
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