東京ミッドタウンにオープンで話題「六本木テラス フィリップ・ミル」

All Aboutブッフェ・フレンチガイドの東龍です。今、非常に注目したいフランス料理のレストランがあるのでご紹介しましょう。
 

2017年3月17日に、東京ミッドタウン4階に「六本木テラス フィリップ・ミル(ROPPONGI TERRACE by Philippe Mille)」がオープンしました。運営するのは「ひらまつ」「ASO」「ポール・ボキューズ」「オーベルジュ・ド・リル」「サンス・エ・サヴール」など数々のブランドを成功させてきた「株式会社ひらまつ」。
 

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PHILIPPE MILLE

このレストランはその名前からも分かるように、僅か38歳でフランスの国家最優秀職人賞(M.O.F.)を受賞し、シャンパーニュ地方の名門シャトー「レ・クレイエール」のレストラン「ル・パルク」の総料理長を務める、フィリップ・ミル氏による日本で初めてのレストランです。
 

フィリップ・ミル氏はこれまでも日本に訪れて、「レ・クレイエール」出身シェフとコラボレーションしたフェアを行うなどしています。日本でも知名度があり、ファンも多いフィリップ・ミル氏ということで、メディアも非常に注目しているのです。
 

シャンパーニュとのマリアージュ

レストランのコンセプトは「優雅なシャンパーニュサロン」。「ル・パルク」はシャンパーニュ地方にあるレストランであるだけに、シャンパーニュとのマリアージュには深いこだわりを持っています。
 

有名な大手メゾンの安定したシャンパーニュは当然のことながら、個人経営の小さな造り手の素晴らしいシャンパーニュまで、常時100種類以上のシャンパーニュを取り揃えています。
 

「六本木テラス フィリップ・ミル」では本場さながらのセレクトで、シャンパーニュペアリングを楽しむことができるのも魅力的でしょう。また、グラスでもプレステージのシャンパーニュを飲むことができるのは良心的で非常に嬉しいところです。
 

余裕のあるスペースと特注のテーブルウェア

エントランス
エントランス

エントランスを入ると、ウェイティングスペースと長いアプローチがあり、そこを抜けてメインダイニングへ到着すると、大きく張られたガラスからたくさんの光が差し込みます。
 

檜町公園を間近に捉えることができ、自然の薫りも感じられるでしょう。個室も4室完備されており、テラス席も設けられています。
 

テーブルウェアにもこだわりがあり、例えばカトラリはメプラの特注品。デザートの時にはシルバーからゴールドへ変わり、お客様を飽きさせない工夫も。プレートもニッコーでは珍しい形をしています。
 

コースとシャンパーニュペアリング

ランチとディナーのコース、シャンパーニュペアリングは以下の通りです。様々なコースにシャンパーニュペアリングを組み合わせることができます。

■ランチ

  • La Decouverte 3500円
  • Le Potager et Le Verger 4500円
  • Les Terroirs 5500円
  • Mille et une saveurs 10000円
     

■ディナー

  • Le Plaisir 8000円
  • Menu Du Chef 12000円
  • Les Signatures Pour Toute la Table 16000円

 

■ソムリエにおまかせ「デュギュスタシオン」

  • シャンパーニュ3種 4500円
  • シャンパーニュ4種(3種+ロゼ1種) 6000円
  • シャンパーニュ4種(3種+プレステージシャンパーニュ1種) 8000円~
    ※いずれとも、税・サービス料は別途
     

フィリップ・ミル氏の哲学全てを感じられるディナー

この中でも特におすすめしたいのが、フィリップ・ミル氏の哲学全てを感じられるディナーの「Les Signatures Pour Toute la Table」です。
 

■Les Signatures Pour Toute la Table

  • 食前酒に合わせた 一口サレ
  • 本日のアミューズ
  • 赤ワインでポッシェしたポーチドエッグ ジャガイモのニョッキとキャビアを添えて
  • しっとりと火を入れた真鯛 パレットに画いた彩り野菜
  • ブルターニュ産オマール海老とシャンパーニュ産のレンズ豆と共に
  • シェフ フィリップのスペシャリティ シャンパーニュ地方の赤ワインソースを纏った仔鳩のファルシー
  • 旬の柑橘類のサラダとそのソルべ 爽やかに香るアネットの泡
  • 六本木テラスに舞い散る“ 桜 ”
  • グルマンディーズ
  • 食後のお飲み物とご一緒に

フィリップ・ミル氏のスペシャリテが存分に楽しめる「Les Signatures Pour Toute la Table」をご紹介しましょう。
 

ポメリー ブリュット・ロワイヤル

ポメリー ブリュット・ロワイヤル
ポメリー ブリュット・ロワイヤル

マグナムボトルで注がれます。「レ・クレイエール」のすぐ側にあって縁深い「ポメリー」の代表的なシャンパーニュ。シャルドネ34%、ピノ・ムニエ33%、ピノ・ノワール33%と絶妙なバランス感があります。
 

食前酒に合わせた 一口サレ

食前酒に合わせた 一口サレ
食前酒に合わせた 一口サレ

2種類の一口サレ。ひとつは牛のテールとニンジンのムースを包んだもの。もうひとつは、クリームチーズと生ハムを包んだもの。シャンパーニュによく合います。
 

本日のアミューズ

本日のアミューズ
本日のアミューズ

さまざまな色のビーツを丸ごと岩塩で包み、野菜の水分のみで蒸し焼きにし、パレット状に並べています。仕上げに香り高いシャンパーニュのソースをかけてくれます。
 

しっとりと火を入れた真鯛 パレットに描いた彩り野菜

真鯛
しっとりと火を入れた真鯛 パレットに描いた彩り野菜

紅芯大根を丸ごと岩塩で包み、野菜の水分のみで蒸し焼きにし、パレット状に並べています。仕上げにシャンパーニュ入りのヒュメドポワソンのソースをかけてくれます。
 

赤ワインでポッシェしたポーチドエッグ ジャガイモのニョッキとキャビアを添えて

赤ワインでポッシェしたポーチドエッグ ジャガイモのニョッキとキャビアを添えて
赤ワインでポッシェしたポーチドエッグ ジャガイモのニョッキとキャビアを添えて

54℃に温められた半熟卵は、凝縮した赤ワインのソースを纏っています。見た目も華やかで、品の良い味わいです。
 

ブルターニュ産オマール海老とシャンパーニュ産のレンズ豆と共に

ブルターニュ産オマール海老とシャンパーニュ産のレンズ豆と共に
ブルターニュ産オマール海老とシャンパーニュ産のレンズ豆と共に

ロティしたオマール海老にの下にはオニオンのフラン。
 

シェフ フィリップのスペシャリティ シャンパーニュ地方の赤ワインソースを纏った仔鳩のファルシー

シェフ フィリップのスペシャリティ シャンパーニュ地方の赤ワインソースを纏った仔鳩のファルシー
シェフ フィリップのスペシャリティ シャンパーニュ地方の赤ワインソースを纏った仔鳩のファルシー

有田焼きの器を合わせて、ピジョンに煮詰めた赤ワインソースと根セロリのソースをゼブラ状に纏わせ、胸肉の中にはフォアグラ、シャンピニオン、鶏のムースが詰まっていて、様々な味わいが調和。
 

旬の柑橘類のサラダとそのソルべ 爽やかに香るアネットの泡

旬の柑橘類のサラダとそのソルべ 爽やかに香るアネットの泡
旬の柑橘類のサラダとそのソルべ 爽やかに香るアネットの泡

様々な柑橘を使ったサラダとブラッドオレンジのソルベとディルの泡。
 

六本木テラスに舞い散る“ 桜 ”

六本木テラスに舞い散る“ 桜 ”
六本木テラスに舞い散る“ 桜 ”

桜をイメージしたデザートで、フィヤンティーヌや抹茶のホワイトチョコレートで花びらをイメージ。
 

グルマンディーズ

紅茶とグルマンディーズ
紅茶とグルマンディーズ

タルトシトロン、マダガスカル産のカカオが使われているフランス北部「エマニュエル・ブリエ」のショコラに焼き菓子も。紅茶はウバです。
 

「六本木テラス フィリップ・ミル」も海外シェフとのコラボ成功例となりそう

「株式会社ひらまつ」はこれまでにも「ポール・ボキューズ」「オーベルジュ・ド・リル」「サンス・エ・サヴール」といった海外シェフとのコラボレーションを成功させてきました。
 

偉大な料理人、ひらまつの安定したサービス、素晴らしい空間でモダンなガストロノミーを楽しめることがその秘密でしょう。
 

フィリップ・ミル氏という現在最も勢いのある料理人とコラボレーションした「六本木テラス フィリップ・ミル」もまた多くの人を惹き付けることに間違いありません。
 

店舗情報

六本木テラス フィリップ・ミル(ROPPONGI TERRACE by Philippe Mille)

住所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガーデンテラス 4F

TEL:03-5413-3282

営業時間:11:00〜15:30 (14:00 L.O.)、17:30〜 23:00(21:00L.O.)

定休日:なし

URL:https://www.hiramatsurestaurant.jp/roppongi-terrace/

※データは記事公開時点での内容です