オスカルに転がされる?横浜大世界で「ベルばら」錯視錯覚アート展

横浜中華街「横浜大世界」内のアートリックミュージアム5階で、人気コミック『ベルサイユのばら』とコラボした企画展「ベルばらの部屋」が3月18日~9月18日の期間限定で開催。池田理代子プロダクション監修のもと、錯視錯覚アートとの世界初のコラボとなる。

横浜大世界「アートリックミュージアム」と「ベルばら」がコラボ!

「ベルばら」の世界観と錯視錯覚アートがコラボレーション! 画像は「オスカル様! 手のひらで転がして!」(2017年3月17日撮影)
「ベルばら」の世界観と錯視錯覚アートがコラボレーション! 画像は「オスカル様! 手のひらで転がして!」(2017年3月17日撮影)

横浜中華街にあるテーマパーク・横浜大世界(横浜市中区山下町97-4)内のアートリックミュージアム5階で、人気コミック『ベルサイユのばら(通称:ベルばら)』とコラボした企画展「ベルばらの部屋」が3月18日(土)~9月18日(月・祝)の期間限定で開催。池田理代子プロダクション監修のもと、錯視錯覚アートと「ベルばら」との世界初のコラボとなる。錯視錯覚アートは、アナモリフォーシス(ひずみ絵)などの手法で描かれており、来館者は、ベルばらの世界に入り込み、一緒に写真を撮ることができる。
 

「ベルばら」の世界観を美しく表現した5つのアート

「ベルばらの部屋」には、ベルばらの世界観を美しく表現した5つのアートが登場。池田理代子プロダクションの監修により、コミックにもアニメにも登場しない、完全オリジナルシチュエーションで描かれている。

夕暮れのベルサイユ宮殿の片隅で、アンドレが壁ドン……!(2017年3月17日撮影)
夕暮れのベルサイユ宮殿の片隅で、アンドレが壁ドン……!(2017年3月17日撮影)
  • オスカル様! 手のひらで転がして!……マーキングしてあるところから撮影すると、大きなオスカルの手のひらにのってるような写真が撮れる
     
  • オスカル、バスティーユへ!……ベルばらのクライマックスシーンを飛び出すアートで再現。バスティーユ襲撃に市民として参加する気持ちになって、「おーっ!」の前でこぶしを振り上げよう
     
  • アンドレの壁ドン……ベルサイユ宮殿の庭園の片隅で、情熱的な眼差しを向けるアンドレが壁ドンを……! 床から約110cnの高さから撮影すると壁がまっすぐに見えるように描かれている
     
  • マリー様のお声がけ……マリー・アントワネットに声をかけてもらえるかどうか、当時のベルサイユでは重要であったというシーン。デュ・バリー夫人のように無視されてしまう……? ボタンを押してマリー様のお声がかかるかどうか試してみて
     
  • 見つめて! イケメンヒーロー三銃士……アンドレ、フェルゼン、ジェローデルのイケメン3人衆が、あなたの動きに合わせて見つめ続ける……? 眼球を後方に配置することで、移動に合わせて視線が動く仕掛けになっている
ボタンを押すと、マリー・アントワネットやベルばら、中華街などにかけてパロディーで制作されたセリフが出現。全部で12パターンある(2017年3月17日撮影)
ボタンを押すと、マリー・アントワネットやベルばら、中華街などにかけてパロディーで制作されたセリフが出現。全部で12パターンある(2017年3月17日撮影)
イケメンヒーロー三銃士が貴女をずっと見つめている……!?(2017年3月17日撮影)
イケメンヒーロー三銃士が貴女をずっと見つめている……!?(2017年3月17日撮影)

 

ベルばら連載45周年を記念したコラボ

横浜大世界「アートリックミュージアム」の出原洋介館長は「いわゆるトリックアートのミュージアムは多く存在しますが、アートリックミュージアムは世界にただひとつしかなく、当館はオンリーワンの施設。『他にはない新しいエンターテインメントを提供できないか』『幅広い年齢層のお客さまにアートリックミュージアムを楽しんでいただくには』とさまざまな情報をリサーチしました。
 

人気作品『ベルサイユのばら』が連載45周年というメモリアルイヤーであることやこれまで錯視錯覚アートとコラボレートしたことがないということから、今回の企画が実現しました。唯一無二の作品は、すべて手描きがベースとなっています。ベルばらの美しい世界観に入り込んで撮影いただき、SNSにアップしてたくさん“いいね!”をもらってください」とコメントしている。

オスカルとともに拳を振り上げているのは出原館長(2017年3月17日)
オスカルとともに拳を振り上げているのは出原館長(2017年3月17日撮影)

企画展「ベルばらの部屋」は、3月18日(土)~9月18日(月・祝)まで、横浜大世界「アートリックミュージアム」5階で開催。時間は、平日10:00~20:00、土日祝10:00~20:30※チケット販売は閉館45分前まで。入館料は、大人1300円、中高生1000円、こども600円、3歳以下無料。(企画展ほか、3~8階までのアートリックミュージアムに入館可、チケット販売は2階)

横浜大世界1階エントランスの獅子もオスカル(画像)とアンドレに扮してお出迎え(2017年3月17日撮影)
横浜大世界1階エントランスの獅子もオスカル(画像)とアンドレに扮してお出迎え(2017年3月17日撮影)
2階「笑顔変身写真館」ではオスカルやマリー・アントワネットの衣裳を着て写真撮影ができる(有料、プランによって価格は異なる)(2017年3月17日撮影)
2階「笑顔変身写真館」ではオスカルやマリー・アントワネットの衣裳を着て写真撮影ができる(有料、プランによって価格は異なる)(2017年3月17日撮影)

URL:横浜大世界 http://www.daska.jp/

Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

注目の連載

  • 世界を知れば日本が見える

    韓国の戒厳令、尹大統領はなぜ突然「乱心」したのか。野党だけではない、北朝鮮とアメリカからの影響

  • ヒナタカの雑食系映画論

    独断と偏見で「2024年のホラー映画ランキング」を作成してみた。年末に映画館で見るならぜひ第3位を

  • ここがヘンだよ、ニッポン企業

    「あれは全て私がやりました!」 わが社の“承認欲求モンスター”をどう扱うべきか?

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    静岡の名所をぐるり。東海道新幹線と在来線で巡る、「富士山」絶景ビュースポットの旅