スポーツと街がつながるハマの基地「THE BAYS」とは
横浜DeNAベイスターズは、歴史的建造物である旧関東財務局横浜財務事務所を活用する「THE BAYS(ザ・ベイス)」を3月18日にオープンする。これまで、横浜公園、横浜スタジアムを起点に進めていた「コミュニティボールパーク」化構想を街レベルに展開し、新たに打ち出した「横浜スポーツタウン構想」の中核施設と位置付け、横浜のスポーツと街をつなぐ拠点として、ベイスターズファンだけでなく、市民が楽しめる場所を目指す。
1階は気軽に立ち寄れるショップ&カフェ
場所は、横浜スタジアム近くで、日本大通りの入口。1階には、横浜スタジアムから移転したライフスタイルショップ「+B(プラスビー)」とブールバールカフェ「&9(アンド・ナイン)」が展開する。野球をテーマにしたカフェとショップで、ベイスターズファンはもちろん、そうでない人も気軽に立ち寄れる。
「+B」は、2015年4月に横浜スタジアムにオープンしたライフスタイルショップで、“日常生活に野球をプラスする”をコンセプトにした商品が並ぶ。営業時間は11:00~19:00を予定(※試合日により異なる)
「&9」という店名は、横浜という魅力的な街に野球チームを意味するナインを加えることを意味している。店内のほか、施設の中庭や日本大通りにオープンテラスを設置。営業時間は11:00~23:00予定(※試合日により異なる)
地下1階はスタジオスペース、2階はシェアオフィススペースとして活用
地下1階はスタジオスペースを活用した体験型プログラムの拠点となる「ACTIVE STYLE CLUB」。「スタジオプログラム/アウトドアフィットネスプログラム」では、ヨガ・ピラティスを中心とした月間約140本のプログラムや横浜の街や公園を活用したウォーキング、ランニング、パークヨガなどを展開予定。キッズチアプログラムやキッズスポーツプログラムといった、球団、DeNAグループのスポーツリソースを活かしたキッズ向けのプログラムも行う。3月18日のプレオープン後から、プログラムの募集が始まる予定。
2階には、同施設の最大の特徴となる“スポーツ×クリエイティブ”をテーマに新たな産業の創出を実現していくプラットフォーム「CRIATIVE SPORTS LAB(クリエイティブ スポーツ ラボ)」を開設する。クリエイターやクリエイティブ企業が会員となって入居するシェアオフィスで、会員同士が結びつき、商品、サービス、エンターテインメントなど、さまざまな発想で横浜の街を盛り上げていく。個人、法人を問わず、コワーキングスペースとしての利用も可。2月16日から会員募集開始となっている。
拠点「THE BAYS」から街全体に活力が広がることを目指して
横浜スポーツタウン構想の新たな中核施設となる基地(BASE)という意味に加え、ベイスターズ(BAYSTARS)や横浜の港(BAY)の文字を掛け合わせて名づけられた「THE BAYS」。スポーツと街がつながるハマの基地として、ここから街全体に活力が広がっていくことだろう。
■THE BAYS(ザ・ベイス)
住所: 横浜市中区日本大通34
アクセス:みなとみらい線 日本大通り駅 2番出口より徒歩4分、JR京浜東北・根岸線 関内駅 南口および横浜市営地下鉄ブルーライン 関内駅 1番出口より徒歩7分URL:https://www.baystars.co.jp/thebays/
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