横浜では8回目の開催となる「CP+2017」
2月23日(木)、パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1-1-1)でカメラと写真のワールドプレミアショー「CP+(シーピープラス)」が始まった。約120の企業・団体が1000超のブースを出展、カメラや写真用品などが展示されるほか、セミナーやワークショップなども数多く開催される。 2月26日(日)まで。
「CP+」は、横浜に開催地を移して8年目で、「日本カメラショー」時代から50年を超える歴史を持つ、世界をリードする総合的カメラ映像ショー。前回は近年のカメラ人気を反映し、過去最高となる6万7千人超の動員を記録した。初日の登録来場者数は1万3081人で、4日間の来場者数(目標)は7万人となっている。
カメラを「試す、見る」だけでなく「買う」までをサポート
メイン会場となるパシフィコ横浜では、展示ホール、アネックスホール、会議センターを使った新製品展示、セミナー、ワークショップのほか、「CP+中古カメラフェア 2017」や「フォトアクセサリーアウトレット」も併催。サブ会場となるBankART studio NYK(バンカート スタジオ エヌワイケー、 横浜市中区海岸通3-9)」では、参加型写真展示企画に特化したアート・コミュニティスペース「PHOTO HARBOUR(フォトハーバー)」 が開催される。両会場は無料シャトルバスで結ばれる。
「“撮られる”コンテンツで家族、友人同士で楽しんで」
オープニングセレモニーでは、主催者の(一社)カメラ映像機器工業会 笹 宏行会長が「昨年の来場者のうち、女性は2割だった。今回は女性の来場者を増やすことを目的とし、出張写真館として話題の『鈴木心(すずき こころ)写真館(事前予約制、無料、当日受付あり)』やクロマキー技術で宇宙などを背景にした写真が撮れる『ドリーム・フォト・スタジオ(無料、当日受付)』など、“撮られる”コンテンツを用意した。カメラ、写真を通してコミュニケーションをとってもらい、思い出を残していただければ」と述べた。
今回は写真家になりたい学生から、プロ・上級者が学べるセミナーも充実している。公募から就職までをテーマに、広告業界のクリエイターが教えるセミナー、ポートフォリオレビューや、上級者向け画像処理セミナーなど、実践的に深く学べる内容となっている。各ブースでは、プロカメラマンによるトークショーや講座なども開かれており、こちらは予約不要で気軽に観覧できるものが多い。
横浜市内各所では連動した写真イベントも
「CP+」と連動し、横浜市内各所では、第7回目となる「撮る・みる・楽しむ。写真の祭典 PHOTO YOKOHAMA(フォト・ヨコハマ)2017」も1月~3月まで開催中。市内の各所で“横浜ならでは”の写真・映像イベントや企画が実施されている。「CP+」の期間中にはスタンプラリーも行われるので巡ってみては。
「CP+」は2月26日(日)まで、時間は10:00~18:00(最終日のみ~17:00)。入場料は当日一般1500円だが、ウェブ事前登録で無料となる。(小学生以下無料)
URL:CP+ http://www.cpplus.jp/