1月19日は「空気清浄機の日」。「いいくうき(119)」という語呂にちなみ、日本電機工業会が2006年に制定しました。これからのシーズンは、花粉の飛散やPM2.5対策など、空気清浄機の需要が多くなります。その時期の前に、空気清浄機を正しく認識欲しいという意味も込められているようです。
「空気清浄機の日」に、あらためて最近のトレンドや商品選びの注意点を考えておきたいところです。これに関して、インテリア&家電コーディネーターの戸井田園子氏がAll Aboutの『空気清浄機の選び方のポイント』で解説をしています。
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空気清浄機の最近の傾向
空気清浄機は通年家電としてのポジションを確実なものにし、一部屋一台の時代に突入しつつあるといいます。戸井田氏によると、空気の清浄はもちろん、脱臭効果や除菌効果に加え、加湿効果を搭載した「加湿空気清浄機」が最近は人気を集めているそうです。
「除湿機能まで搭載した多機能タイプも登場!また、エアコンと連動したり、扇風機やヒーターと合体するなど、様々な進化を遂げています。そして、デザインが良くなっているのも最近の傾向です」
また、集じん・脱臭のみに注力した空気清浄機・単機能タイプ、フィルター交換不要の商品、定期的に交換する商品と、選択肢が多くなっているといいます。
空気清浄機の効果は?何を確認して買えばいい?
空気清浄機の「効果」は店頭では体感しにくく、選ぶ時に迷いやすいもの。カタログの情報からチェックする場合、どこに着目して選べばよいのか、戸井田氏は以下のポイントを挙げています。
- 空気清浄機のタイプ
空気清浄機にはファン式と電気式の大きく2つのタイプがあるといいます。それぞれの特徴を確認しておきたいところです。⇒詳細『空気清浄機のタイプ』 - 空気清浄機の効果
空気清浄機には、集じん、脱臭、加湿といった効果があります。どの効果を求めて購入を検討するかによって、買う商品は変わってくるでしょう。⇒詳細『空気清浄機の効果――集じん、脱臭、加湿について』 - フィルター性能
空気清浄機の性能を左右するのがフィルターといいます。様々なタイプがあるので、正しく理解してふさわしいものを選んでみてください。⇒詳細『空気清浄機の性能を左右するフィルター性能』 - 浄化スピード
効率よく室内の空気を浄化するため重要なのが気流。戸井田氏は「“いかに室内の空気を効率よく吸い込むか”が勝負」と述べています。判断する目安を確認しておきたいところです。⇒詳細『空気清浄の浄化スピードとは』 - コスト
空気清浄機は電気代の他にもランニングコストがかかります。こうしたコストについて把握しておきましょう。⇒詳細『空気清浄機のコストは、購入費+維持費で!』 - 運転音、サイズなど、気にしておきたいこと
基本性能以外に運転音、サイズなど、気にしておきたい項目がいくつかあるといいます。⇒詳細『運転音やサイズなど、気にしておきたいこと』
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