4年連続で過去最大入場者数を更新
2017年1月13日から15日まで幕張メッセで開催される「東京オートサロン2017」は、世界最大級のカスタマイズカーの祭典として知られ、今年で35回目を迎える。2013年以来、4年連続で過去最大入場者数を更新していて、2017年は昨年の32万5501人を超える入場者数を想定しているという。人気の理由はどこにあるのだろうか?
1日あたりの集客数は東京モーターショーを上まわる
2015年に開催された東京モーターショーは、11日間の会期で81万2500人を集めた。これは悪天候の影響もあり、2013年の90万2800人から約10%減っている。1日あたりの来場者数は東京モーターショーが7万4000人弱。
一方の東京オートサロンは、2016年は3日間の会期で32万5501人を集めているから、1日あたり10万8500人が来場したことになる。
東京オートサロンは、会期が3日と短いため単純計算の意味はないかもしれない。それでも、東京モーターショーが開催された東京ビッグサイトよりも、都心からのアクセスでは不利である幕張メッセで開催される東京オートサロンの集客力は評価されるべきだろう。
国内外の自動車メーカーも新車を発表
東京オートサロンは、先述したようにカスタマイズカーの祭典だからお上品な新車ばかり集まるわけではない。大小、地域を問わず多彩なメーカーや自動車系の学校までもが集結し、「白物家電化」していると指摘されることの多い「いま時のクルマ」にあって、いずれも個性満点(満点過ぎるのもあるが)の出展車を見ることができる。
また、輸入車を含めた自動車メーカーも年々本気度を増している印象で、カスタマイズ、ドレスアップ系の派生モデルだけでなく、日本初披露の新車も並ぶからクルマ好きなら気になるはずの一大ショーになっているのだ。
もちろん、東京モーターショーよりも露出度の高いコンパニオン目当ての「カメラ小僧(カメコ)」も少なくないが、とくにプレスデーの初日は東京モーターショーよりもアジアからのプレスチームが数多く来場している印象を受ける。
2017年の東京オートサロン、見どころは?
2017年の東京オートサロンは、日本の自動車メーカーやインポーターをはじめ、アフターパーツメーカー、カスタムショップなどによる車両展示、パーツの展示に加えて、レース車両のデモ走行などバラエティに富んだイベントも実施される。
仲間や家族と気軽に多彩な「クルマ文化」を触れる絶好の機会だから、この記事を読んで間に合う人は(1月13日/14:00〜19:00一般特別公開日、14日/9:00〜19:00、15日/9:00〜17:00 ※詳細は下記の公式サイトまで)幕張メッセに出かけてみてはいかがだろうか。
■TOKYO AUTO SALON 2017
特別入場:
- 1月13日(金) 14:00〜19:00(一般特別公開日)
当 日:3,200円 前売り:2,600円
一般入場:
- 14日(土)9:00〜19:00
- 15日(日)9:00〜17:00
当 日:2,200円(大人)/ 1,700円(中・高校生)
前売り:1,800円(大人のみ)