明治安田生命保険は28日、「2016年生まれの子供の名前」調査の結果を発表した。男の子は「大翔」、女の子は「葵」が最も多く、ともに2年連続のトップだった。同調査は、明治安田生命保険加入者を対象に行っており、今年で28回目。
男の子は「空高く羽ばたく」というイメージの「翔」、「大きなスケール感」を連想させる「悠」「大」を使った名前が人気だった。女の子は「葵」、「さくら」、「花」など、植物をイメージした名前が多かった。
また、「葵」という名前が男女ともベスト10にランクイン。同じ名前が男女のベスト10に同時にランクインするのは28年で初めてという。
読み方については、男の子は「ハルト」が8年連続、女の子は「ハナ」が2年連続のトップ。漢字表記が多様化しており、「ハルト」は58通り、「ハナ」は43通りあった。また、リオデジャネイロ五輪の影響からか、女の子では「リオ」の順位が昨年12位から4位にランクアップしている。
なお、リオ五輪で2つの金メダルを獲得した体操の内村航平選手の「航平」は昨年312位から41位に、U-23 サッカー日本代表でキャプテンを務めた遠藤航選手の「航」も昨年878位から41位に、さらに、テニスで 96 年ぶりにメダルを獲得した錦織圭選手の「圭」は昨年878位から60位に順位を伸ばした。