化粧品会社のポーラは10日、美しい肌を持つ47都道府県を順位付けする『ニッポン美肌県グランプリ2016』を発表。1位は広島県となり、4年連続1位だった島根県に僅差で勝利した。3位は鳥取県だった。
同グランプリは、全国47都道府県を対象に、1年間(2015年9月1日~2016年8月31日)に集めた女性の肌データ(654,060件)を分析し県別に集計。全6部門( 肌がうるおっている、ニキビができにくい、シミができにくい、くすみがない、毛穴が目立たない、キメが整っている)の合計値から偏差値を算出し、総合順位を決定しているという。今年で5年目。
広島県は美肌項目6部門中4部門がベスト5に入る好成績。一方で、「肌がうるおっている」「ニキビができにくい」という項目は低い順位だった「特徴的な肌状態」だという。気象環境は、紫外線が強くなる4~7月の降水量が例年と比べて非常に多く、紫外線の影響を軽減できたことも要因に挙げている。また、広島県の10代、20代の美肌偏差値も高かったという。
2位の島根県は、「肌がうるおっている」部門が今年も2位と好成績。日照時間が短く、水蒸気密度は高いといった美肌を保ちやすい気象環境が整っているという。3位の鳥取県は昨年の12位から大きくランクアップ。毛穴が目立たない部門が1位だったことが要因とされる。
そのほか、都道府県別の結果や項目別ランキングなども公式サイトで公開されている。