トヨタからルーミー/タンク、ダイハツからトール/トール カスタム、スバルからジャスティが2016年11月9日に発売された。コンパクト2BOXといえば、トヨタ・bBなどのモデルが思い浮かぶが、どんなモデルに仕上がっているのだろうか。

  

トヨタ・ルーミー/タンク、ダイハツ・トール/トール カスタムとは?

ダイハツ
写真はダイハツ・トール。トール/カスタムを含む価格帯は146万3400円〜200万8800円。ボディサイズは全長3700〜3725×全幅1670×全高1735mm

  

トヨタ・ルーミー/タンク、ダイハツ・トール/トール カスタム、スバル・ジャスティ。いずれも同じコンパクト2BOXで、ダイハツが開発、生産をしてトヨタとスバルにOEM供給するもの。

  

ルーミー
写真はルーミー・カスタム。なお、トヨタはルーミーがトヨタ店およびカローラ店扱いで、タンクがトヨペット店およびネッツ店扱いになる。ルーミー/タンクの価格帯は146万3400円〜200万8800円

  

メーカー名(ブランド名)や車名こそ違うが同じクルマで、エンブレムやバッヂ、フロントグリルなどはそのメーカー独自のデザインが与えられている。

 

トヨタでいえばbB、ダイハツではCOOの後継的モデルという役割を担う一方、これらのモデルと異なるのは新たに両側スライドドアが与えられている点で、2BOXコンパクトカーにミニバン的な要素を付加している。

ジャスティ
スバル・ジャスティ/ジャスティカスタムのグレード構成と価格帯はダイハツ、トヨタと若干異なり、価格帯は152万8200円〜207万1440円

 

スズキ・ソリオがターゲット

「似たようなクルマがあるな!?」と思った方は正解!! そう、スズキ・ソリオとコンセプトは似ていて、2列シートのミニバンと表現すればいいだろう。

 

メカニズムでの注目点は、新開発となる1.0Lターボエンジン。1.5L NAエンジン並の140Nmという最大トルクを2400-4000rpmで発揮する(最高出力は98ps)。さらに、1.0LのNAエンジンも設定し、こちらも最終減速比のローギヤード化やスロットルバルブ制御の変更により軽快かつパワフルな走りを実現したとしている。

 

居住性や積載性も、スズキ・ソリオよりも後発だけあって練りに練られている。両側スライドドアに加えて、前後席間のウォークスルー、後席のスライド量は240mmとロングスライドで後席の快適性と荷室の積載性を両立。

 

その荷室は、多機能デッキボード(防汚シート付)を設定し、2段デッキを採用することで多くの荷物を積めるだけでなく、汚れた荷物にも対応することで、アウトドアユースはもちろん、自転車などの大きな物も容易に積載できる。

  

車内
写真のように自転車の積載も容易で、防汚シートで濡れたり汚れたりした荷物も積載しやすい

 

安全性では、緊急ブレーキを含む最新安全装備「スマートアシスト2」を全グレードに設定するなど、コンパクトモデルであっても抜かりのない陣容といえる。

 

3列ミニバンまでは不要だけれど、背の低いコンパクトカーではモノ足らないというファミリー層を中心としたニーズはあるはずで、この3社による新型モデルでどれだけマーケットを拡大できるか注目だ。