J.フロントリテイリング、森ビル、L Real Estate、住友商事の4社は26日、東京・銀座で開発を進めている大型複合施設の名称を「GINZA SIX(ギンザ シックス)」と命名し、2017年4月20日に開業することを発表した。
複合施設は、松坂屋銀座店跡地を含む約1.4ヘクタールで開発され、地下6階、地上13階。商業フロアやオフィスフロア、文化交流施設「観世能楽堂」、屋上庭園などで構成される。そのほか、観光客向けに観光案内やチケット発券、免税、手荷物預かりといったサービスをワンストップで行う「ツーリストサービスセンター」や観光バス乗降所なども備わる。
気になる商業フロアの売り場面積は銀座エリア最大級の4万7000平方メートルで、ファッションブランドや飲食店など241 店が出店。そのうち122店が旗艦店(フラッグシップショップ)、つまりブランドの広告塔の役割を持つ店舗としての出店となるという。
銀座の象徴である中央通り側には、クリスチャン・ディオールやセリーヌといった海外のラグジュアリーブランドが大型メゾネット店舗を構える。日本初出店は11店、蔦屋書店など銀座初出店となる店舗も81店となっており、注目したい。