All About ニュース編集部は2025年12月8日、全国の20~60代の男女250人を対象に「横浜土産」についてのアンケート調査を実施。この記事では、「帰省時の手土産にしたい横浜のお菓子」ランキングの結果を横浜ガイドが発表します。
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2位:ウイッシュボン「横濱レンガ通り 生キャラメルナッツ」/25票
2位に選ばれたのは、ウイッシュボンの「横濱レンガ通り 生キャラメルナッツ」(以下、横濱レンガ通り)でした。
ウイッシュボンは1981年に横浜市内にカフェテラス、製造工場をオープンさせ、お菓子づくりを開始。レンガに見立てたお菓子「横濱レンガ通り」は2001年に発売されました。
ローストしたアーモンドスライスが入った生キャラメルを特製のクッキー生地でサンドし、じっくり焼き上げています。生キャラメルはパティシエが心を込めて炊き上げた自家製です。
発売から20年以上がたった今もなお、地元横浜で愛されています。
みなとみらいに2025年7月にオープンした「横濱レンガ通り」の直営店では、工場直売店でしか購入できなかった「横濱レンガ通り 切り落とし」も販売されていますので、チェックしてみては?
回答者からは、「生キャラメルのなめらかな舌ざわりとサクサク食感のコラボレーションがたまらないから」(30代女性/埼玉県)、「美味しくてついつい手がのびてしまうし横浜らしさがあるので帰省の手土産にはいいと思う」(20代女性/兵庫県)、「横浜感があるし、小分けでみんなで食べやすい」(30代男性/大阪府)という声が上がっています。
1位:ありあけ「横濱ハーバーダブルマロン」/71票
1位に選ばれたのは、ありあけの「横濱ハーバーダブルマロン」でした。
「ハーバー」は1954年に有明製菓が開発した栗を使ったお菓子です。発売当初の商品名は「ロマン」でしたが、船をかたどったデザインと港町・横浜のお菓子というところから「ハーバー」と改名。横浜を中心に多くの人に親しまれ、横浜を代表する銘菓となりました。
しかし、有明製菓は1999年に倒産し、「ハーバー」は市場から姿を消してしまいます。その後2000年に「あのハーバーをもう一度食べたい」という地元市民と元有明製菓の社員が一致団結し、2001年4月26日に復活を果たしました。
この時に、粒栗が練りこまれた栗あんと薄くやわらかいカステラ生地でよりしっとりソフトな食感の「横濱ハーバーダブルマロン」に生まれ変わりました。
回答者からは、「知名度のあるお土産で安定したおいしさだと思うからです」(30代女性/宮城県)、「自分自身が大好きで、横浜に行く機会がある場合は自分用も含めて土産に買っています」(40代男性/埼玉県)、「子どもの頃からなじみのあるお菓子で、一度倒産したものの、再度復活したこともあり、応援したいお菓子です」(50代女性/神奈川県)、という声が上がっています。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の執筆者:田辺 紫 プロフィール
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドを務める。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。「横浜ウォッチャー」として、ブログ、SNSを運営。



