今回は、福井県在住31歳男性のエピソードを紹介します。
回答者のプロフィール&実家の状況
回答者本人:31歳男性職業:非正規・事務系(デジタルコンテンツ配信企業所属の在宅デスクワーカー)
在住:福井県福井市
家族構成:父親、母親、兄、自分
世帯年収:父親300万円、自分120万円
実家の間取り:1軒家3LDK
毎月の生活費や貯金額は?
実家に入れている生活費:2万円交際費:1万円
毎月のお小遣い:1万円
毎月の貯金額:5~6万円
貯金総額:598万円
総務省統計局が発表した「家計調査報告 家計収支編(2024年)」によると、34歳以下男性の1カ月の平均消費支出は14万7708円です。そのうち、住居費の平均は3万1444円ですが、家賃などは地域や条件によって差が出てくるので、住居費を除いた11万6264円が回答者の属性に近い平均生活費ということになります。
実家を出るかどうかについては、「今のところ実家を出る予定はなし」と回答。恋愛や結婚願望については「特になし。職業柄出会いに乏しい事と、自分に自信がない為積極的に求める理由がない為」と言います。
「一人暮らしを選ぶ必要性がない」
現在、実家暮らしを選んでいる理由を尋ねると、「今すぐ実家を出なければならないような事情がない事に加え、現在働いている職場がリモートワーク可能という理由から無理をしてまで一人暮らしを選ぶ必要性がない」 とのこと。さらに、「兄が重度の障碍(しょうがい)者である為その面倒を見なければならないという事情もある」と話しました。
「常に収入面での不安が付きまとう」
実家暮らしで苦労していることを尋ねると、「実家で暮らす都合上両親にも一定以上の配慮が必要となり、特に報連相(いつどこに出かけるか、また出かけたとしてもいつ頃帰ってくるのか等)が求められる事が多い」と言います。「兄の介護を行う手間もあり、しばしば自分の時間を中断して取り掛からねばならない状態にある」と続けました。
お金に関する悩みについては、「現在勤めている職場の給与が低く、それもあって一か月に使える金額が非常に限られている。クラウドワークスでの副業を始めた事で多少は上向きつつあるが、それでもこの先両親に先立たれ、兄の面倒も見なければならない事を考えると常に頭の片隅で収入面での不安が付きまとっているのを感じずにいられない」と教えてくれました。
実家暮らしで、在宅ワークで生計を立てながら兄のサポートも行っている回答者。現在の給与が低いことに加えて、将来的に経済面でも兄の面倒を見ることについて常に不安を抱えていると苦しい胸の内を明かしました。
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