今回は、佐賀県在住34歳男性のエピソードを紹介します。
回答者のプロフィール＆実家の状況
回答者本人：34歳男性職業：正社員（電気工事関係）
在住：佐賀県唐津市
家族構成：父親、母親、自分
世帯年収：両親は年金（金額は不明）、自分400万円
実家の間取り：4LDK
毎月の生活費や貯金額は？
実家に入れている生活費：5万円交際費：3万円
毎月のお小遣い：2万円
毎月の貯金額：3万円
貯金総額：300万円
総務省統計局が発表した「家計調査報告 家計収支編（2024年）」によると、34歳以下男性の1カ月の平均消費支出は14万7708円です。そのうち、住居費の平均は3万1444円ですが、家賃などは地域や条件によって差が出てくるので、住居費を除いた11万6264円が回答者の属性に近い平均生活費ということになります。
実家を出るかどうかについて尋ねると、「実家を出る予定はありません」とのこと。恋愛や結婚についても「結婚願望はありません」と回答しました。
「もともと人見知りの性格」
現在、実家暮らしを選んでいる理由は「私はもともと人見知りの性格のため、あまり外に出たがらない性格です。両親は高齢でなにかあった際は私がすぐに駆け付けて対応したいという気持ちが強いことから、両親とともに実家暮らしをしています」と言います。さらに、「物価高なので節約もかねて実家で暮らしている状況です」と続けました。
「今後の介護費等を考えると……」
両親と同居している回答者。実家暮らしで苦労していることを尋ねると、「両親が常に同じ空間で生活をしていますので、ささいなことで喧嘩になってしまうことが少々面倒だなと思うことがあります」とのこと。また、「実家でゴロゴロしていると結婚の話などを聞いてこられることも少々面倒に感じています」と話しました。
お金に関する悩みについては、「現在のところお金に関する悩みはありませんが、両親が高齢なため、今後の介護費等を考えると少々不安になることがあります」と教えてくれました。
結婚願望がなく、高齢の両親のそばにいたいという思いから実家暮らしを選択している回答者。生活費の節約にもなり、現在のところ「お金に関する悩み」はない実家暮らしでの生活ですが、今後は高齢の両親の「介護費」がどれほどの負担になるのか、見えない将来への不安を抱えている様子もうかがえました。
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