「治安がいい」と思う新潟県の市ランキング! 2位「長岡市」「佐渡市」「魚沼市」を抑えた1位は?【2025年調査】

All About ニュース編集部が全国250人を対象に実施した「治安がいいと思う市に関するアンケート」の調査結果から、「治安がいい」と思う新潟県の市ランキングを発表! 2位「長岡市」「佐渡市」「魚沼市」を抑えた1位は?

新潟県の市で「治安がいい」と思う市ランキング
「治安がいい」と思う新潟県の市ランキング
安心して暮らせる街には、穏やかな雰囲気や地域のつながり、清潔で整った環境など、さまざまな魅力が詰まっています。犯罪が少なく、誰もが安心して外出できる街は、多くの人にとって理想の住まいといえるでしょう。

All About ニュース編集部では、2025年10月22〜26日の期間、全国20〜70代の男女250人を対象に、「治安がいいと思う市に関するアンケート」を実施しました。その中から、「治安がいいと思う新潟県の市」ランキングの結果をご紹介します。

>13位までの全ランキング結果を見る

2位:魚沼市/37票

魚沼市は、新潟県の南東部、越後三山などに囲まれた豪雪地帯に位置します。全国的なブランド米である魚沼産コシヒカリの主産地として知られ、広大な田園風景が広がっています。冬には雪が深く、地域コミュニティーの連携が不可欠な地域性を持ちます。また、奥只見ダムなどがあり、自然の雄大さを感じられるエリアです。厳しい自然環境の中で培われた互助の精神と、農村地帯特有の落ち着いた生活環境が、治安に対する安心感を生んでいると推測されます。

回答者からは「お米の産地で、田んぼが多いから」(30代女性/岡山県)、「のどかで事件も起きそうにないイメージがある」(30代女性/山梨県)、「都市部からは離れていることもあり、治安がいい印象」(30代女性/大阪府)といった声が集まりました。

2位:佐渡市/37票

佐渡市は、日本海に浮かぶ佐渡島全域を占める市で、新潟本土とは異なる独自の歴史と文化を育んできました。かつての金銀山の歴史的遺構は2024年に世界遺産に登録されており、トキの野生復帰など自然保護にも力を入れています。観光地として有名ですが、島全体が1つのコミュニティーのような結びつきの強さがあり、住民間の協力や見守りの意識が高いことが、回答者からの治安の良さという評価に反映されたと見られます。豊かな自然と伝統が守られた穏やかな環境も魅力です。

回答者からは「移動が簡単に出来ない分、ご近所知り合いで、安心して住めるイメージがあります」(50代女性/和歌山県)、「孤島で孤立しているから犯罪も起こせなさそう」(40代男性/三重県)、「複数のランキングで安全性が高いと評価されているから」(40代男性/神奈川県)といった声が集まりました。

2位:長岡市/37票

長岡市は、新潟県の中越地方に位置する県内第2の都市です。市の中心部を信濃川が流れ、古くから河岸段丘の地形を利用した産業が発達してきました。農業や工業が盛んな一方で、毎年8月に開催される長岡まつり大花火大会は、日本屈指の規模と美しさを誇り、多くの観光客を魅了します。また、幕末の河井継之助ゆかりの地としても知られ、歴史と文化が息づいています。地方中核都市としての利便性と、花火に象徴される市民の一体感が、よい評価に繋がったのではないでしょうか。

回答者からは「花火大会等のイベントが活性に行われており、相応の治安も確保されていそう」(50代男性/愛知県)、「国立大学があり訪問したことがあるが良いイメージがある」(30代男性/大阪府)、「知人が新潟出身で住みやすくて安心できると言っていたから」(50代女性/北海道)といった声が集まりました。

1位:新潟市/70票

新潟市は、新潟県の県庁所在地であり、本州日本海側で唯一の政令指定都市です。信濃川と阿賀野川が流れ、広大な越後平野に位置しています。古くから港町として栄え、現在も北陸・東北地方の拠点都市として機能しています。JR新潟駅周辺は商業施設やオフィスビルが集積し、都市機能が充実していますが、少し離れると豊かな田園風景や日本海も広がっています。県内最大の人口を擁し、生活の利便性が高い一方で、全体として落ち着いた雰囲気が保たれている点が、治安の良さという印象につながったと考えられます。

回答者からは「何度も行っているが特に治安は気にならなかったからです」(20代男性/東京都)、「県の中でも栄えている市だと思うので、取り締まりもきちんとしていそうで、犯罪を犯す人が避けそうだと感じたからです」(40代女性/埼玉県)、「人が多くても落ち着いた雰囲気があるから」(50代女性/兵庫県)といった声が集まりました。


※回答者からのコメントは原文ママです

坂上 恵
この記事の執筆者: 坂上 恵
All About ニュースの編集者。オールアバウトに入社後、SNSトレンドにフォーカスした記事執筆やSEOライティングの経験を経て、のちにAll About ニュースチームのメンバーに加入。現在は旅行・カルチャー・エンタメなどを中心に企画編集を担当。東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が生きがい。 ...続きを読む
>プロフィール詳細
次ページ
13位までのランキング結果を見る
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』が戦争アニメ映画の金字塔となった3つの理由。なぜ「PG12指定」なのか

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    「まるでペットのようだったのに…」Suicaペンギン卒業で始まるロス。リュック、Tシャツ…愛用者の嘆き

  • 海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン

    「空の絶対権威」には逆らえない!? JALの機長飲酒問題に思う、日本はなぜ「酔い」に甘いのか

  • 世界を知れば日本が見える

    【解説】参政党躍進に“ロシア系bot”疑惑、証拠なく“自民党の情報操作”との見方も