乳酸菌以外に腸活※1で着目したいポイントは?
「肌がきれいに見えない」「やる気がでない」など、なんとなく日々のコンディションが気になるなら、それは腸活※1に着目したいタイミングかも。近年、腸内環境や生活習慣との関連性について様々な研究が行われていて、健康維持における腸の重要性が注目されています。今回参加したアンファー株式会社によるインナービューティーブランド「ドクターズナチュラルレシピ」の新商品発表会は、商品開発担当の方による腸活※1についての解説からスタート。一般的にイメージしやすい、積極的に善玉菌を補う「プロバイオティクス」などで腸活※1をサポートすることも大事ですが、食物繊維で健やかな環境をサポートすることや、グルテンフリーや厳選した素材で身体をいたわることも重要だそうです。
そこで、身体いたわるをテーマにした「体内環境をサポート」するための3商品、「美容ヌードル」「美容黒雑穀」「美容パンケーキミックス」が10月22日に発売されました。
本当に美味しい!? グルテンフリー3商品
新商品はグルテンフリーで美容に嬉しい栄養がたっぷり、さらに毎日続けやすいおいしさにもこだわったそうです。詳しい説明の後には新商品を使用したお料理をいただきました。
どのお料理もとても美味しかったのですが、注目したいのは「美容パンケーキミックス」。美容にはあまりよくないからと控えがちなスイーツですが、食物繊維、たんぱくを配合したナチュラルパンケーキなのでポジティブに食べられます。ふんわりしていて、しっとりとやわらかな食感で小麦を使用していないとは思えないほどでした。また、会場では、米粉100%で和洋中でもエスニックにも合う「美容ヌードル」が美味しいとの声が多く聞かれました。
インナービューティーブランド「ドクターズナチュラルレシピ」は、腸活※1に着目するアプローチをさらに発展させ、医学的知見に基づき、腸美容※2で“腸から美容”を目指すブランドです。監修はAll About「自律神経」ガイドでもある小林 弘幸さん。
今回の新商品の他にも、「肌に必要なたんぱく質を摂取」、「体内環境をサポート」、「体内フローラに着目したケア」という3つのステップで腸内環境へのアプローチを設計しているそうなので、ぜひ注目してみてはいかがでしょうか。
ドクターズナチュラルレシピブランド 監修医師 小林弘幸医師よりコメント
「腸は『第二の脳』と呼ばれるほど重要な臓器であり、私たちの健康と美容に深く関わっています。肌との関係も非常に密接です。腸内環境が乱れると、腸壁のバリア機能が低下して腸漏れ(リーキーガット症候群)が生じ、有害物質や細菌の毒素が血液中に流れ込みます。この状態が続くと、肌荒れやニキビ、くすみなどの肌トラブルの原因となるだけでなく、全身の炎症反応を引き起こし、肌の老化を加速させてしまいます。
一方、腸内環境が良好な状態では、ビタミンB群やビタミンK、美肌に欠かせないビオチンなどの合成・吸収が促進されます。腸と脳は迷走神経でつながっているため、自律神経のバランスが整い、肌のターンオーバーが正常化します。さらに規則正しい排便により、体内の老廃物や毒素が効率的に排出され、肌の透明感がアップします。
発酵食品の摂取、食物繊維の充実、適度な運動、そして質の良い睡眠を心がけてみましょう。」
<プロフィール>

1960年生まれ。順天堂大学大学院医学研究科・医学部教授。
1987年順天堂大学医学部卒業。1992年に同大学医学研究科修了後、ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属医学研究センター、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、2003年に順天堂大学医学部小児外科講師・助教授を歴任する。2006年、同大医学部病院管理学研究室教授に就任、総合診療科学講座教授を併任している。専門はスポーツ医学、危機管理学、自律神経、腸内環境。日本スポーツ協会公認スポーツドクターでもある。
順天堂大学に日本初の便秘外来を開設した“腸のスペシャリスト"。味噌をはじめとした腸内環境を整える食材の紹介や、自律神経と腸を整えるストレッチの考案など、様々な形で健康な心と体の作り方を提案している。
※1:腸に存在する善玉菌や善玉菌のエサとなる食物繊維を摂取する食生活のこと
※2:腸内に存在する善玉菌などの栄養成分を補給し、美と健康を維持すること



